新卒社員研修(2023年度)を終えて

今年度の新卒社員研修

4月末を持って本年度の新卒社員研修で

私が担当する部分については

無事終了することができました。

すでに、クライアント先の新卒社員は5月8日より

各部署に配属され、元気に活躍中でしょう!

そして、今年度の研修については

クライアントの要望もあり、

通常の研修内容にプラスして

PCの基礎研修や社会人としての将来設計となる

業界研究・キャリアプラン・マネープラン

といった内容をさせて頂きました。

特に、今年度追加したこの

業界研究・キャリアプラン・マネープラン

といった3つの研修は新卒社員の反応は良好で、

研修中にも沢山質問を頂きました

追加した研修内容

業界研究

業界研究では新卒社員が今後何年働くのか?

からスタートして、

建設業どんな業界なのか、

建設業を代表する会社、

その会社の特徴、

ご自身が入社した会社の

概要・取引先・特徴・将来、

そしてその企業での自分の将来について


インターネットなどで調べて頂きながら発表して頂きました。

新卒社員研修キャリアプラン

キャリアプランの内容を説明した上で、

そもそも会社とは何か、

そして会社を構成する人物、

会社を構成する組織、

様々な雇用形態について

調べて頂いた上で、

曼荼羅チャートを活用して

数年後の自分を設定して頂き、

最終的にキャリアプランへと落とし込んで頂きました

新卒社員研修マネープラン

マネープランでは

額面給与と手取り給与の違いを説明した上で、

控除される税金や社会保険について調べて頂き、

社会保険はどの様な場面で

給付を受けられるかを調べて頂きました。

その後、老後への対応や住宅ローン、

車の保有に必要となる金額を考えて頂いた上で、

最終的に将来のマネープランを作成して頂きました

新卒社員研修受講生の感想

この中でもアンケートで好評だったのがマネープランで、

新卒社員全員から「大変満足」の評価を頂きました。

そして、受講された方からは以下の嬉しいコメントを頂戴しました。

今後のことを考える指標になった。

これから重要となる保険などお金関係をしっかり学ぶことが出来た。

考えた方がないことばかりでためになりました。

実際に具体的に考え共有できて良かった。

税金や保険金など、お金のことについて

研修で詳しく教えてもらい、とても社会勉強になった。

また、キャリアプランやマナープランを考える機会を頂き、

まだまだ将来のことについて考える必要があると感じた。

まとめ

私が就職した時代もそうでしたが、

労働の対価は給与でしたが、

その給与について詳細を

教えられたことはありませんでした。

ただ何となく税金と社会保険料が差し引かれ、

額面給与に対して手取りが減っているけど、

何となくこんなもんかと分かったふりをしていた気がします。

実際にどれ位の額が控除され、

自分にどんなことが発生した時に

どの様な給付が行われるかは全く知りませんでした。

しかし、本来は自分で働いた対価ですので

労働者には何に使用されているのかを

知る権利はあると思います。

そして、知らずに控除されるのと

知って控除されるのでは

労働者の意識は全く異なると思います

是非、皆さんの会社でもマネープランについて考える時間を設けてみて下さい。

2023年度新卒研修

経済産業省

経済産業省「 労働生産性の向上に向けた人材育成の取組と課題」ページ

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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