求人内容の書き方のコツとは!

求人内容をどの様に書こうかと

悩んだ経験ありませんか?

今回はそのコツをお教えしたいと思います。

皆が求人内容で悩んでいる

中小企業の社長さん、採用を考えた時に

求人内容の書き方で悩んだ記憶はありませんか?

求人の必須項目ってあるのかな?

応募者はどんな内容に興味があるのか?

当社の条件で本当に応募はあるのだろうか?

当社の良さはどうやったら伝わるだろう?

などと考え出すときりがなくなってしまいます。

そんな時は難しく考えるのではなく、

まずは自分の会社のありのままの姿を

アウトプットしてみることをお勧めします。

アウトプットすると言っても

そのまま求人原稿にするのではなく、

従業員にもヒアリングしながら会社の良さ、

その仕事の魅力、長く続けているコツなどを

等身大でOKなので洗い出しましょう

ポイントは等身大でリアル

すると、求職者に御社のリアルな日常や

本当の仕事内容を伝えることができるようになります

そして、若者を中心に皆が求めているのは

このリアルな日常なのです。

なぜなら、現代社会において

過大な広告は嘘くさいと判断され、

敬遠される傾向にあります。

若者の間でテレビ離れが進み、

youtube、tiktok、instagramが流行るのは、

テレビは非日常であり、出来レースであり、

作り上げられた世界観であることを知っており、

youtube 、tiktok、instagramなどは

身近で日常的、等身大のリアル、

現場はそこにある、という違いを理解しているからです。

つまり、現在の情報発信の主流は等身大で

リアルな情報をユーザーや求職者に伝えていくこと
にあるのです。

嘘くささに注意

しかし、会社の良さ、その仕事の魅力、

長く続けるコツといった

良い面だけを洗い出して情報発信すると、

これもまた嘘くさく感じられてしまいます

従って、その仕事の厳しさ、

仕事で苦労する点といった

マイナス面も洗い出してください。

そうすることで、その内容の信憑性がアップします。

ただ、これもマイナス面で終わらせるのではなく、

最終的にはプラスになるような表現を心掛けて下さい。

例えば、

「この仕事は朝が早く起きるのは苦労しますが、

日の出を見ると今日も一日やる気が沸きます」

といった様にマイナス面を認めながら

プラス表現にすることを心掛けて下さい

キツネとタヌキの化かしあい

以前のブログで面接シリーズとして

面接で志望動機は聞きますか?

面接で退職理由は聞きますか?

という内容を書きました。

どちらの内容にも共通するのが、

互いの考え方の不一致です。

志望動機では面接側は

志望動機を聞く理由として「

やる気、熱意、興味」を

確認したいのに対して、

応募者は「職種、勤務地、給与」で

会社を選択しています。

次に、退職理由では面接側は

「当社でも同じ理由で退職しないかを判断したい」

から退職理由を聞くのですが、

応募者は「キャリアップしたかったから退職しました」

といった繰り返しそうな返答をし、

それに対して面接官も

「ポジティブな理由で問題ない」という

当初の目的とズレた判断をするという、

キツネとタヌキの化かしあいのようなやり取りが行われます

実は、この現象は求人票などでも

同じことが繰り返されています。

採用企業は誰しもが、当社で活躍してくれる

優秀な人材を採用したいと考えているのですが、

求人票や求人原稿を見ていると

月給〇〇円、収入アップ、土日祝休み、

残業少なめ、年間休日〇日、

といった条件面のメリットを前面に打ち出すような

内容の企業が多数存在します。

これを見て応募する人は

土日休みたくて給与は〇円以上欲しくて、

残業はしたくないという人が

応募してくるのではありませんか?

そういった人はその企業にとって

活躍する優秀な人材なのでしょうか?

求人内容まとめ

求人内容の書き方で悩んだ時には、

従業員にもヒアリングしながら

会社の良さ、その仕事の魅力、

長く続けるコツなどを

等身大で洗い出しましょう。

でも、良さばかりを

洗い出してはいけません。

その仕事の厳しさ、

仕事で苦労する点など

マイナス面も洗い出してください。

そのうえで、マイナス面は認めながら

プラス表現をするように心がけましょう。

すると、等身大のリアルな会社の日常や

本当の仕事内容を

伝えることができるようになり、

それに賛同するような

優秀で活躍が期待できる人に会えるチャンスが増えます

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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