Indeed PLUSが変える日本の求人市場!CMの裏側と今後の採用戦略

最近、テレビやネットでIndeed、リクナビNEXT、タウンワークのCMをよく見かけませんか?

「またCMしてるな」と感じる方も多いかもしれません。

しかし、実はこれらのCMの裏側には、日本の求人市場を大きく変えるIndeed PLUSという仕組みが深く関わっています。

リクナビNEXTやタウンワークは「Indeed PLUS」連携求人サイトへ

ご存知でしたか?

実は、リクナビNEXTやタウンワークへの直接掲載サービスは2025年3月で終了しています

現在、これらのサイトの公式サイトを見ると、「Indeed PLUSの連携求人サイトです」と説明されています。

これはつまり、どういうことかというと、Indeed PLUSと連携しているATS(Applicant Tracking System:採用管理システム)を通じて求人を掲載すれば、自動的にリクナビNEXTやタウンワークにも求人情報が転載されるということです。

現在、自動転載される求人サイトはリクナビNEXT、タウンワーク以外にも、リクナビ派遣、fromAnavi、はたらいく、とらばーゆ、ディースターNET、物流・ドライバー求人サーチ、求人ジャーナルネットなど多岐にわたります。

なぜCMを続けているの?費用投下の狙いとは

「掲載サービスが終了しているのに、なぜ多額の費用をかけてCMを続けているんだろう?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。これは、求人掲載数を増やすためではなく、ユーザー(求職者)数を確保するためだと考えられます。

Indeed PLUSの課金サービス窓口はIndeedですが、Indeed PLUSに掲載された求人情報がリクナビNEXTやタウンワークといった連携サイトにも自動的に転載されることで、より多くの求職者の目に触れる機会が増えます。そのため、求職者が集まるプラットフォームとしての価値を高めるために、各連携サイトもCMを通じてユーザー獲得に力を入れているのです。

Indeed PLUS:求人検索エンジンの進化形

これまでのIndeedは、インターネット上の求人情報を集約する求人検索エンジンとしての役割を担っていました。しかし、Indeed PLUSの登場により、その役割は大きく進化しました。

Indeed PLUSに求人情報を掲載することで、Indeedだけでなく、前述した複数の求人サイトにも自動的に転載されるようになります。これは、まさに「双方向」の求人検索エンジンであり、企業側からすれば一度の掲載でより多くの求職者にリーチできる画期的な仕組みと言えるでしょう。

採用成功の鍵は「Indeed PLUS」と「オウンドメディア」の融合

筆者の顧問先でもIndeedや求人ボックスを活用し、その応募効果を測定していますが、やはり現時点ではIndeedが応募効果において頭一つ以上抜け出していると感じています。

これからの人材確保においては、Indeedを中心とした求人媒体の活用と、自社の魅力を発信するオウンドメディア(ホームページ、ブログ、SNSなど)をいかに融合させるかが非常に重要になってきます。

現在はIndeed PLUSを最大限に活用しつつ、自社の情報発信力を高めることで、求める人材との最適なマッチングを実現できるでしょう。

IndeedPLUSサービス開始

IndeedPLUSサービス開始

IndeedPLUSサービス開始

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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