ディベートをやってみた

ディベートをやってみた

といっても私ではありません。

新卒のフォローアップ研修に

ディベートを取り入れてみました。

ディベートの目的

では今回どうしてディベートを

研修内容に取り入れたかというと

以下が主な理由となります。

まず、客観的・批判的・多角的な

視点が身に付けて欲しい

次に、論理だった思考を

できるようになって欲しい

そして、自分の考えを筋道立て、

人前で堂々と主張できるようになって欲しい

最後に、情報収集、整理、処理能力を

身に付けて欲しい

ディベートテーマ

ディベートのテーマについては

目的によって様々なテーマが存在します。

たとえば政策論をテーマとします。

具体的には、消費税は上げるべきか

他にも、死刑制度は継続すべきか

といったテーマもあります。

他にも推定論をテーマとして、

たとえばタイムマシンは存在するか

他にも男女の友情は存在するか

といったテーマもあります。

そんな中でも今回は新卒研修ということもあり

価値観論をテーマとした

時間とお金はどちらが大切か

をテーマとして実施しました。

このテーマを選定した理由としては

新卒社員研修なのでビジネスに関連すること

そして、あまり難しいテーマではないこと

最後に身近な内容であること

などを考慮して決定しました。

ディベートルール

今回はディベートを初めて

という方がいるのを想定して

少し簡単なルール設定で実施しました。

具体的には立論⇒反対尋問⇒

反対尋問への反駁⇒最終弁論

という流れです。

しかし、反対尋問や反駁の時間も

相手が話すことを禁止し、

話を聞きメモを取ることを

徹底して頂きました。

ディベートのだいご味は

反対尋問や反駁での

意見の応酬かもしれませんが、

収集がつかなくなることを避け

今回は聞くに徹して頂きました。

ディベート実施

さて前置きはこれ位にして、

今回は3名対3名で実施しました。

そして新卒社員なので

大卒も高卒も混ぜて

同じチームで実施しました。

当初の予想では大卒者が

チームをけん引すると

思っていました。

しかし、私の予想は

良い意味で裏切られ、

結果としては大卒・高卒関係なく

全員参加で熱い議論が交わされました

たとえば、最近の流行歌の歌詞を引用する。

他にも資格取得・会社設立・交通機関・

プロ選手など様々な引用や例えを交えて

説得力のある展開でした。

そして僅差ではありますが

今回は「お金が大切」を選択した

チームの勝利となりました。

勝敗を分けたのは

立論から最終弁論までの一貫性でした。

実施後の感想

今回の参加者に感想を聞いたところ

まず「面白かった!

他にも「もう一回やりたい!

そして「次回は講師と戦いたい!

などなど様々な意見を頂きました。

講師への挑戦!受けて立ちましょう!

次回の2024年3月のフォロー研修で

講師対新卒社員を実現したいと思います。

(誰が審判するのかな???)

まとめ

採用選考の中でディベートを

実施している企業もあると思います。

しかし、研修においてもディベートは

有効なツールでもあります。

今回は新入社員向けのテーマ選定ですが

テーマを難しくすれば中堅社員や管理職研修にも

導入は可能になります。

たとえば中堅社員研修なら

会社に大切なのはお金か人材か

といったテーマもありです。

また管理職研修なら

会社の目的は利益追求である

働きやすいのはテレワークか出社か

といってテーマ設定も面白いです。

今回実施してみて改めて

論理だった思考力や

議論するには傾聴が必要

といった気付きを得た社員がいたことが

最大の収穫だったかもしれません。

いかがでしょう?

皆さんの会社でもディベートを

取り入れてみては?

ご相談は当事務所までご連絡下さい。

新卒フォローアップ研修

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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