合同企業説明会の活用

合同企業説明会への参加

合同企業説明会に参加したことありますか?

多くの企業の場合NOだと思います。

実は私も今回初めて顧問先の企業と

参加をさせて頂きました。

いや、少し語弊があるといけないので、

私のプロフィールにある通り、

以前に求人広告の営業をしていたときに

運営側として合同企業説明会への参加

営業として担当企業様と参加をした

経験はもちろんあります。

したがって募集企業サイドとして

初めて参加しということです。

参加してみて感じたこと、

また実施すべきことなどを

今回は記載したいと思います。

来場者数と着席数

今回参加させて頂いた合同企業説明会は

京都で実施されてイベントでした。

他の参加企業様への影響等を考慮し

今回はイベント名を非公表とさせて頂きます。

イベントへは2日間の参加で、

運営側の発表によると

1日目来場者数 250~280名程度

2日目来場者数 200~230名程度

ということでした。

※正式発表ではなく速報値です。

そして、顧問先企業への着席数は

2日間を通して49名という結果でした。

ちなみにこの着席数は参加企業で

なんと1位だったそうです。

やったね!

もちろん着席数=採用数ではないので

効果がどれくらいあったかを

この数値だけで判断することはできません。

しかしそれでも建設業という

人気とは言えない業種での参加で

着席数1位になったのは

一定の評価をしても良いと思います。

合同企業説明会のポイント

それでは、どの様な取組を行ったかを

紹介していきたいと思います。

ブースの装飾

もちろんブースの装飾は

参加された多くの企業様が行っています。

では、他の企業様との違いについて

気付いた点をいくつか紹介します。

まず、何をアピールしたいかです。

多くの企業様は様々なツールを活用して

綺麗にブースを装飾されていました。

しかし、一見して何をアピールしたいかが

伝わらないブースが多かった気がします。

顧問先の企業様では、

一番目立つ壁面に福利厚生だけを

アピールする装飾を行っていました。

やはり業種、職種的に不人気なこともあり、

他の企業様に勝てる部分で

一点突破したと思います。

特に社員食堂一食200円は

来場者だけではなく、

他の企業様からも「本当に?」と

声を掛けられるほど訴求力有りでした。

呼込みの徹底

合同企業説明会では自社ブース前以外での

来場者への呼び込みは禁止されています。

残念なことに、今回の顧問先の

ブース位置はとても

好位置とは言えませんでした。

しかし、ブースの席に説明者一名を残し

残りの人員は来場者への声掛けに徹し、

目の前を通る多くの方に

お声かけをされていたのが印象的です。

しかも、ブースを囲むように

人員を配置して案内漏れが無いように、

そしてブースに誘い込むかのような

布陣で実施されていました。

他の参加企業様では

スタッフが常に椅子に座っている。

(着席しにくい上に圧がスゴイ!)

スタッフ同士で雑談している。

(来場者も声が掛けにくい!)

といったケースも散見されました。

人選にも配慮

今回のイベント参加に際して

事前に打ち合わせをさせて頂きました。

そして様々なことに対応する

ベテラン男性社員

説明を担当する女性人事担当者

呼込みと来場者の質問対策として

新卒女性社員という人選を行い、

それぞれの役割分担を明確にして

イベントに臨まれていました。

そしてこれがピタリとハマっていました。

ベテラン社員と新卒社員で呼び込み、

難しい質問がでればベテラン社員が対応、

フレッシュな質問がでれば、

実際の新卒社員が対応

そして法律的なことや求人サポートとして

建設業社労士の私というようにワンチームでの対応でした。

まとめ

ネット媒体が主流の求人ですが

やはり対面でのアピールは

効果があると思います。

不人気と思われる業種や職種でも

工夫次第でその魅力を伝えることは可能です。

なぜならその業界・職種に誇りを持ち

現在進行形で就業している方がいるからです。

どうせ不人気の業界・職種と卑下するのではなく

工夫を凝らして魅力を伝える努力を考えたいものです。

 

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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