新入社員研修はゴルフのティーショット!

新入社員研修の意味

皆さんの会社では新入社員が入社した時には

研修を行っていますか?

全く研修がゼロという会社は

少ないと思います。

そして、多かれ少なかれ何らかの研修は

行っていると思います。

では、皆さんの会社で新入社員に

研修を行う目的は何ですか?

働くための意識を身につけること?

業務に必要な知識や技術を身につけること?

業界や企業のルールを覚えること?

もちろんどれも正解だと思いますし、

どれも大切なことだと思います。

しかし、私が考える新人研修の目的は

「成長の方向性を決定する」ことだと思っています。

どういうことかと言うと、

企業には○年目にはこのようになって欲しいという

成長曲線や目標とする人物像が設定されていることが多いです。

また、中小企業などでは社長さんの頭の中で

そういった人物像が描かれていると思います。

必要な人or不必要な人

図説するならば、青色のゾーンに入る方は

会社に重宝される人物像であり、

一方、赤色のゾーンに入る人は

将来の整理要因となりかねない

人物像ということになります。

その境界線を決定し伝達していくの

が新人研修の大きな役割だと考えます。

これは、まさにゴルフのティーショットと同じ

(ゴルフを知らない人には例えがわかり難くて申し訳ございません)、

インパクトの瞬間の誤差は数ミリだったとしても、

着地点では数十メートルずれているのです。

そして、新人研修とは、

まさにこのインパクトの瞬間であり、

新人の飛び出す方向性を決定する

重要な時期となるのです。

この成長の方向性ですが、

入社時に大きな差が開くわけではありません。

しかし、入社時の対応を間違えると

数年後(ゴルフの着地点)には

取り返しのつかない人材になっている

可能性があるのです。

もうちょっと簡単に言うならば、

同じ研修を受けたとしても

「へぇ、こんな感じでやるんだ」と軽くとらえる人と、

「こんなことをするなら、きっとこれも必要だ」と

前向きにとらえることが出来る人では、

その後の成長スピードも成長度も異なってきます。

したがって、こんな違いが発生しそうな時は

ワークショップなどを通じて

全員の考え方を前向きの方向に

修正していくことが新人研修の役割でもあります。

Off-JTも大切!

中小企業では新人研修を

OJT中心で行っている場面を

よく見かけます。

しかし、OJTは教える担当者の力量や

その当時の業務量によって

研修の質にばらつきが発生することが弱点です。

したがって、新卒社員に限らず

中途採用であっても

新入社員の研修は大事な瞬間です。

例えば、Off-JTを導入するなど

じっくりと取り組まれることをお勧めします。

そして勝手な判断ではなく、

プロに相談した方が同じ時間を費やしても

結果に大きな差がでると思います。

 

私の新入社員研修実体験(数十年前の話です)!

私の新入社員研修実体験(数十年前の話です)!

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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