反省中!そしてチャ~ンス!

只今、反省中でございます。

その反省内容について記載していきます。

昨年の研修内容

昨年、顧問先企業で10名の新卒者に対して

10日間で約70時間の新人研修を担当させて頂きました。

まず、大切な新入社員の初期研修を

お任せ頂いたことには感謝しかございません。

更に、今年もお任せ頂けるということに、

これも感謝しかございません。

そして、今年もお任せ頂けることが決定してから

昨年のテキストや資料を見返しておりますと

研修目的、はたらく目的、ビジネスマナー、

仕事のルールと基本、社会人基礎力、ビジネススキル、

コンプライアンス、パソコン基礎、キャリアプラン(大卒者のみ)

といった内容で200頁を超える

オリジナルテキスト
に仕上げておりました。

そして、これだけのボリュームを作成したことに

自画自賛していたわけです。

自業自得

昨年、これだけのボリュームを作り込んだのですから、

今年はそれを焼き直しすれば大丈夫だろうと

たかをくくっておりました。

しかし、一年振りにテキストや資料を見た

率直な感想はというと「まあ、新鮮!」という感じです。

つまり、全く覚えていないのです(-_-;)反省中!

社労士の勉強していた頃を思い出しました!

テキストを読み込むのは既に数回目なのに、

読むたびに新鮮に感じたあの感覚と全く一緒です。

そして、同時に残日数を考慮すると

背筋が凍る思いをしております。

なぜなら、昨年のテキストは、

一昨年の10月から作成を開始して、

完成したのが3月上旬
だったからです。

しかし、今回は残すところ1カ月ちょっと・・・。

反省中に追い打ち

そして、この時間のない中で

クライアントから

最近、従業員から権利の主張はすごいがどうなっているのか?

会社としてどうこう、法律的にどうこうの前に道徳的にそれは間違ってないか?

と思うところがあり、

道徳的な教育を厚くして頂けないかという

ご要望を頂戴いたしました。

残すところ1カ月ちょっとで、

読んで新鮮に感じる内容に新しい要素を追加するという、

やる気しか感じないありがたい状況
です。

道徳的な話を少し

私は社労士ですが、

実は行政書士試験も合格しておりまして

(行政書士登録してないので行政書士は名乗れません)、

その科目の中に「憲法」が含まれていたので

憲法について少しかじりました。

憲法は日本国民の自由として

精神的自由、表現の自由、集会の自由、

結社の自由など様々な自由を

規定しているのです。

そして、その中には「公共の福祉」という

言葉がよく使用
されています。

公共の福祉とはWikipediaによると

「公共の福祉の意味については、

争いがあるが主に他人の人権を

侵害するような自由及び権利は

制限されるという意味を持つと

解釈されている。

尚、現行憲法では「公共の福祉に反する場合」

国民の基本的人権(言論・結社・身体の自由等)

を制限できるので、極めて重要である。」

と記載されています。

これは他社加害防止の原則に立った考え方で、

簡単に言うと読んで字のごとく他人を害することは

ダメ
ということです。

ここでいう加害の意味は、

身体的・財産的な危害はもちろんのこと

精神的な危害や他人の利便性などを

害することも含まれています

公共の福祉の実例

こういった内容を実際の事例に置き換えるなら、

身体的・財産的な危害は通称「ルフィ」と名乗る

連続強盗がこれに該当します。

東京都狛江市で発生した強盗殺人事件は

身体的危害(殺人)+財産的危害(強盗)が

一緒に発生したケース
と言えるでしょう。

精神的な危害は回転寿司チェーンで

醤油差しを舐めて戻す行為などが該当します。

回転寿司チェーン店からみれば、

そういった行為によって

客足が遠のくことは財産的な危害(威力業務妨害)

に該当
する可能性が高く、

何も知らず来店しお寿司を楽しんでいたお客様からすれば、

気持ち悪く嫌な思いをする精神的な危害に該当
する可能性があります。

利便性を害するケースとしては、

日本の民法第207条には

「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」

と記載されています。

しかし、実際には地下鉄が地下を走り、

飛行機が上空を飛んでいます。

これは自分の土地への不法侵入かと言えば

そうではありません。

公共交通機関は多くの人の利便性(利益)を考慮すると

土地所有者の自由が制限しても致し方ない
ということです。

反省中まとめ

年度末で忙しい時期ではあり、

自業自得とはいえ新卒研修を直前に控えて

新しい要素を加えることを依頼されている

今の状況はピンチではなく、自己成長の「チャ~ンス」

であると思っています。

そして、反省中の私は、当事務所の個別対応サービスを

皆さんに知って頂くことができる「チャ~ンス」
と思っています。

今の時代だからこそ、

改めて道徳教育も大切だと思いますので、

皆さんの会社でもご検討されては如何でしょう?

年始なので今年の抱負を書いてみる

年始なので今年の抱負を書いてみる

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新卒研修の導入を検討中の方へ

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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