働く・労働・勤労の違い?

働く・労働・勤労という言葉を

何気なく使ってると思います。

では、その意味は理解していますか?

働く とは?

まず、働くの意味を調べると

例えば、動かす・動く、行動する・ふるまう、

仕事をする、などの意味があります。

他にも、戦場で活躍する・出撃する、

心などがゆれ動く・動揺する、

精神などがよく活動する・機転がきく、

と様々な意味が掲載されています。

今回で言えば「仕事をする」という

意味になるでしょう。

労働 とは?

次に、労働について働くとの違いは

『労』の字にあります。

では『労』について調べてみると

例えば、心やからだを使ってそのことに努めること。

また、そのための苦労・努力。

他にも、長年勤め上げて功労のあること。年功。

そして、経験を積んでそのことに巧みであること。熟練。

という意味になるそうです。

つまり『労働』とは

仕事において功績をあげる、

経験を積んで巧みにその仕事を行う

という意味になります。

勤労 とは?

最後に勤労は日本国民の三大義務にも

『納税』『勤労』『教育』があります。

これも働くとの違いは『勤』の字にあります。

では『勤』について調べてみると

つとめる、いそしむ、精を尽くす

という意味になるそぷです。

つまり『勤労』とは

『精を尽くして働く』という意味になります。

労働しないと会社はつぶれる!

ここで言葉の意味を整理すると。

まず、私たちの義務である『勤労』とは

『精を尽くして働く』ことであります。

次に、労働に関する法律

(「労働三法」労働基準法、

労働関係調整法、労働組合法など)は、

『仕事において功績をあげる』ために

つくられた法律でもあるということです。

(ちょっとそう考えると恐ろしいですね(>_<)、

国は我々に精を尽くして働き、

その結果として納税をしろ!

精を尽くして働くためには勉強しなさい…

という感じがします。)

私も社会保険労務士として

個人事業主であり同時に会社員として

労働者でもあります。

もちろん、有給休暇、残業規制など

労働者の権利も大切ではあります。

そして労働相談を受けていると、

この権利を主張する人が非常に多いです。

しかし、そもそもひとりひとりが

仕事において功績を上げる(労働する)ことがなければ

会社は存続しないことを

忘れてはいけないのではないでしょうか?

 

はたらく意味

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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