はたらく意味

はたらく意味について

中堅社員研修の中で

講義をさせて頂きました。

中堅社員研修スタート

そもそも以前のブログでも

記載させて頂きましたが、

9月1日より顧問先企業で

中堅社員研修を

開始させて頂きました。

そして、1日5時間×6日間の

合計30時間の研修です。

実際の研修内容としては

新卒向けの研修を

中堅サイン向けに

リライトした内容で

実施させて頂きました。

第一回の講義で中心となるが

「はたらく」についてです。

まず、資本主義と社会主義

次に、日本国民の三大義務と三大権利

そして、労働者の義務と権利

最後に、個人にとってはたらくとは

など様々な切り口から

はたらく意味について

講義を進めさせて頂きました。

マズローの欲求5段階説

個人のはたらく意味を

説明するときに、

よく引き合いに出されるのが

「マズローの欲求5段階説」です。

米国の心理学者

アブラハム・ H・マズローは、

人間の欲求は5段階あり、

ある欲求が満たされると

一段上の欲求を

持つようになると唱えました。

具体的には

まず、一段階目として

生理的欲求

(生きていくために

必要な基本的・本能的な欲求)

次に、二段階目として

安全の欲求

(心身共に健康でかつ経済的にも

安定した暮らしをしたい欲求)

さらに、三段階目として

社会的欲求

(友人や家庭、会社から

受け入れられたいという欲求)

そして、四段階目として

尊厳の欲求

(他者から尊敬されたい、

認められたいという欲求)

最後に、五段階目として

自己実現の欲求

(自分の世界観や人生観に基づいて

あるべき自分になりたいと願う欲求)

という欲求になります。

そしてこの5段階の欲求を、

働く意味に置き換えてみます。

まず、一段階目の生理的欲求=

生きるための報酬を得る為にはたらく

次に、二段階目の安全の欲求=

生活の安定を得る為にはたらく

さらに、三段階目の社会的欲求=

職場における協働の喜びを得る為にはたらく

そして、四段階目の尊厳の欲求=

評価・地位・名誉を得る為にはたらく

最後に、五段階目の自己実現の欲求=

自己実現をする為にはたらく

といった内容になります。

研修での感想

建設業での中堅社員研修だったこともあり、

このマズローの欲求5段階説は

見事にはまりました。

多くの方が、

まず生きていくために働き始め、

中堅社員ということもあり、

現在のはたらく意味を確認すると

社会的欲求~自己実現の欲求

で働いていらっしゃいました。

しかし、中堅社員研修としては

自分の意味を理解するだけでは不十分で、

部下や後輩のはたらく意味を

理解してあげたうえで

指導、助言してあげることが

必要になることを説明させて頂きました。

一回目の研修を終えて

正直な感想として、

全員が非常に真面目に

取り組んで頂いたことに感謝です。

実は、中堅社員に対して

上層部と協議の結果とは言え、

新卒研修と同様の内容を

実施することには

若干抵抗がありました。

しかし、ワークシートの記入や

グループディスカッションにおいて、

全員が積極的に発言をされていました。

研修終了後のレポートにおいても

一人目/大切なことを気づかされた

二人目/自分の部下の為に勉強し

一緒に成長できればと思う。

三人目/研修で教わったことを

次に入社してくる人に伝えたい

などなど、前向きに意見が多かったです。

個人的感想

今更なのかもしれませんが、

自分が小学生時代の将来の夢が

学校の先生になることだったのを

思い出しました。

結局、こういった研修などを通じて、

人に何かを伝えていくことが

自分は好きなのを再認識しました。

なので、こういった研修する機会を

頂けましたことに本当感謝いたします。

言語化することの大切さ

言語化することの大切さ

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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