ハローワークの活用方法

ハローワークを活用した求人において

1週間で6名の応募があったことを

先日のブログで発表しました。

今回はハローワークでの募集方法について

アドバイスを記載していきたいと思います。

ハローワークのシステム

求人を作成する前に、

現在のハローワークのシステムについて

おさらいしておきましょう。

まず、2020年1月6日の

大幅なシステム改修によって、

以前のハローワーク検索システムである

タッチペン検索からキーボード検索に

変更になりました。

そして、これに伴って

ハローワークインターネットサービスでも

ハローワークに来所した場合と

同じ情報を閲覧可能になりました。

つまり、自宅からでも

ハローワークと同じ情報を

閲覧可能になったのです。

さらに、2022年3月22日の

システム改修によって、

それまでは企業への応募に際して

ハローワークの紹介状が

必要でありましたが、

直接応募が可能になりました

他にも、求職者登録を行った方も

求職公開サービスを行うことで、

求人社からのリクエストを

受けることが出来るようになりました。

いわゆるスカウト機能を

使用することが出来るようになったのです。

ハローワークの検索画面

ハローワーク検索結果画面

上図がハローワークでの

検索結果画面になります。

ハローワーク検索のデフォルト設定は

一覧表示が30件になっていますので、

上記のような情報が1ページに

30件表示されることになります。

事業所名の非公開はNG

ここで注意!

事業所名は公開して下さい!

どういうことかというと

事業所名を非公開にしたときの画像

公開しないを選択すると上図の様に

事業所の意向により公開していません

という表記で事業所名は公開されません。

まず、この手の求人は

応募効果が半減します。

たとえば、公開すると営業電話がある

といった理由で非公開とする企業があります。

しかし、よく考えてみて下さい。

自分の一生を左右する転職において

企業名を公開していない会社に

就職したいと思いますか?

全員とは言いませんが答えはNOです。

この採用難の時代に営業行為を避けるために

求人効果を半減させることに

意味があるとは思えません。

職種・仕事内容の記載

次に職種と仕事内容の記載内容についてです。

まず、職種は図を見て頂いてわかる通り、

一覧表示で一番目立つ場所にあります。

したがって、ここにある程度の情報を

盛り込む必要があります。

たとえば、上記のCADオペレーターでは

あまりにも寂しすぎます。

せめて、建築意匠図のCADオペレーターなど

自分が何の図面を描くかイメージできる

程度には記載してあげて下さい。

ただし、あまり関係のない内容を

盛り込みすぎるとハローワークの規定に

反することになるので注意が必要です。

次に仕事内容についてですが、

詳細の記入や1日の流れの記載を

することを推奨しています。

しかし、その前に一覧画面に

求人票の仕事内容が表示されるのは

上から3行になることを意識して下さい。

求人社管理画面の画像

上図が求人者側の管理画面になります。

そう、求職者の一覧画面と異なり、

ここでは仕事内容の記載が無いために

多くの方が無意識に大切な3行に気付かないのです。

ちなみに上図が1週間で6名の応募が

あった管理画面になりますので、

不採用数5名、充足数1名の合計6名の応募になっております。

したがって、仕事内容の上3行には

この仕事で一番伝えたい、

または仕事の魅力などを記載することが効果的です。

まとめ

ハローワークの求人において大切なことは

まず、ハローワークシステムを理解すること

次に、一覧画面での自社求人の見え方

ということになります。

ここをクリアできていると、

求人票の閲覧率や詳細画面の閲覧率が

上昇する可能性が高くなります

つまり、自社求人の内容を

読んで頂ける機会が増えますので、

応募効果に直結することになります。

他にもハローワーク活用で

気をつけるポイントはいくつかありますが、

今回はその内のひとつを紹介しました。

また、改めて他のポイントについても

記載していきたいと思います。

ハローワークを活用していますか?

ハローワークを活用していますか?

ハローワークを活用していますか?

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

関連キーワード

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ