ハローワークの種類と活用方法

ハローワークの種類ってご存じでしょうか?

実は一般的な施設以外にも

様々な専門分野に特化した施設や

一般的なハローワークの出先機関として

一部の機能を有したハローワークなど

様々な機関が存在します。

したがって、今回はその具体的内容と

活用方法などについて記載します。

ハローワークの種類

ハローワーク(公共職業安定所)

公共職業安定所という名称が

ハローワークの正式名称です。

そして全国約660カ所

大阪府下には16ヵ所の

ハローワークがあります

もちろん、求人検索、職業相談、職業紹介、

各種セミナー開催、職業訓練案内などを

行うことができます。

また、雇用保険の手続き窓口や

同保険の失業給付なども行います。

ちなみに大阪府下の16ヵ所は

梅田、大阪東、大阪西、阿倍野、

淀川、布施、堺、岸和田、池田、

泉大津、藤井寺、枚方、泉佐野、

茨木、河内長野、門真になります。

ハローワークプラザ

次に、ハローワークプラザは

ハローワークの出先機関として

設置されている施設です。

求人検索、職業相談、職業紹介、

各種セミナーの開催を行っています。

しかし、雇用保険関係は取り扱いが

出来ない施設がほとんどです。

また、ハローワークの営業時間は

一律17:15ですがハローワークプラザは

施設にもよりますが18:00や18:30まで

営業していることも特徴です。

土曜日に営業しているハローワークプラザもあります。

そして、大阪府下のハローワークプラザは

難波、泉北、千里になります。

マザーズハローワーク

次に、マザーズハローワークは

お子様連れでも利用しやすい環境で

きめ細かな就職支援を行っている施設です。

例えば、キッズコーナーの設置や

チャイルドシートを隣に置ける

相談スペースなどがあります。

求人検索、就職相談、各種セミナー開催、

子育てに関する情報提供、

子育てと両立しやすい仕事の紹介など

育児中の女性に配慮したサービスを

提供しています。

ちなみに大阪府下では

大阪マザーズハローワーク(難波)

堺マザーズハローワーク(高島屋堺店内)

に設置されています。

わかものハローワーク

次に、わかものハローワークは

おおむね35歳未満で

正社員・正規雇用を目指す方に

特化したハローワークです。

通常のハローワークは

基本的に担当制をとっていません。

しかし、わかものハローワークは

専門職員である就職支援ナビゲーターが

マンツーマンで就職活動をサポートします。

具体的には、就職相談、職業紹介、

応募書類の作成支援、各種セミナー参加など

様々なサービスを提供しています。

ちなみに大阪府下では

大阪わかものハローワークとして

阪急グランドビルに設置されています。

新卒応援ハローワーク

ハローワークは仕事を辞めた人だけが

対象ではありません。

新卒応援ハローワークは

大学・大学院・短大・高専・専修学校などの

学生・生徒の方をはじめ、

これらの学校を卒業した方のための

ハローワークになります。

各都道府県で1カ所以上、

全国で56カ所に設置されています。

そしてわかものハローワークと同様に

専門の就職支援ナビゲーターにより

マンツーマンでのサポートを行っています

もちろん求人情報の検索をはじめ、

他にもエントリシートや履歴書作成支援、

そして模擬面接等の面接対策も行っています。

ちなみに大阪府下では

大阪新卒応援ハローワークとして

阪急グラウンドビルに設置されています。

外国人雇用サービスセンター

外国人雇用サービスセンターでは、

高度外国人材(日本で就労を希望する

外国人留学生、専門的。技術的分野の

外国人労働者)に対する就職支援等を行っています

具体的には、職業相談、職業紹介、

外国人を雇用する事業主への雇用管理援助、

就職ガイダンス、インターンシッププログラムの提供、

就職面接会の実施などです。

ちなみに大阪府下では

大阪外国人雇用サービスセンターとして

阪急グラウンドビルに設置されています。

大阪府下のそれ以外の施設

ハローワークコーナーとして

職業相談、職業紹介、求人検索などが

できる施設があります。

また、日雇い労働者を対象とした

あいりん労働教協職業安定所

大阪港労働教協職業安定所

といった施設があります。

ハローワークの活用

いかがでしょう?

様々な種類のハローワークが

大阪府下にも設置されています。

まず、求職者として活用するなら

住所地を管轄するハローワークだけではなく

他のハローワークの特徴を理解し

自分に希望に合う施設を選択してください。

特にわかもの、新卒、マザーズは

専門相談員も配置されていますので

効果的に利用可能です。

次に求人者として活用するなら

どのターゲットに向けた

情報を配信するのかを意識して

求人票を作成しましょう。

そして、具体的にターゲットが

存在しているならば、

求人者としてそのハローワークに

相談に行くのも効果的です。

 

求人票のチェックしてみよう!

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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