人手不足と言われる時代に
突入しました。
これは単純に労働者が
少ないという側面と
若い働き手が
少ないという側面もあります。
しかし、今回は年齢ではなく
単純に労働力が不足している
職種について記載したいと思います。
人手不足トップ10
まず、今回のランキングは
大阪労働局が発表する
大阪府下の人手不足職種です。
第一位
訪問介護の職業
有効求人倍率15.27
まず、この職種ですが
介護系職種の中でも
群を抜いて人手不足です。
実際に、施設介護の職業は
有効求人倍率3.44です。
さらに、福祉・介護の専門的職業は
有効求人倍率3.45です。
そして、この職種の
人手不足の原因のひとつに
訪問介護の基本報酬改定があります。
2024年の改定において
基本報酬が全体的に
引き下げられました。
そして、その影響から
他の介護系職種と比較して
待遇面で差が発生していることも
要因のひとつになります。
第二位
土木の職業
有効求人倍率10.59
この職種は前年同月では
人手不足第一位でした。
したがって、ランクダウン!
というよりは訪問介護の職業が
深刻な人手不足になったと
考えるべきかもしれません。
そして、土木の職業の具体例として
埋立工事人、掘削工、杭打作業員、
コンクリート打工、アスファルト散布工、
道路作業員、軌条敷設工、ずい道工
といった職種が挙げられます。
そもそも、技術力も必要で
現場作業であることから
人手不足なりやすい職業です。
第三位
建設躯体工事の職業
有効求人倍率8.45
この職種も前年同月では
人手不足第二位でした。
つまり、前回の一位・二位を
訪問介護の職業が抜いて
一位になったという結果です。
そして、この職種も
土木の職業と同様に
技術力も必要で
現場作業の仕事になります。
具体てきに言えば
型枠大工、とび工、解体工
鉄筋工などがあります。
第四位以下
四位以下については
解説を割愛し
結果のみ発表させて頂きます。
第四位
警備・保安の職業
そして、有効求人倍率6.46
第五位
運輸・郵便事務の職業
そして、有効求人倍率5.67
第六位
建設の職業
そして、有効求人倍率5.06
第七位
建築・土木・測量技術者
そして、有効求人倍率4.96
第八位
家庭生活支援サービスの職業
そして、有効求人倍率4.80
第九位
飲食物調理の職業
そして、有効求人倍率4.77
第十位
機械整備・修理工
そして、有効求人倍率3.68
まとめ
あいかわらず土木・建設関連の職業が
上位を占める構図です。
しかし、基本報酬の改定などで
訪問介護の職業が
一位になったのが今回のランキングの
特徴ということになります。
そもそも不人気職種を
募集する場合には
事前準備をおこたらずに
やっておきたいものです。
人手不足の分析(2024年Ver.)
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