IndeedPLUSはご存じでしょうか?
簡単に言えばIndeedの新サービスです。
そもそもIndeedとは?
さて、Indeedは求人ポータルサイトの
代表格ともいわれるサイトです。
求人ポータルさいとについては
こちらをご覧下さい。
『求人ポータルサイト徹底比較』
そして、IndeedJapan株式会社が
運営しているサイトです。
また、IndeedJapan株式会社は
株式会社リクルートホールディングスを
中心とするグループ会社になります。
同社のHPを確認してみると全世界で
3億人以上の月間ユニークビジターがあり、
2.45億人がindeedに履歴書を登録しており、
8.5億人がクチコミや評価をしている
サイトであると説明がされています。
IndeedPLUSのサービス概要
まず、サービスの開始ですが
2023年1月30日になります。
そして、サービス内容は
簡単に言えばIndeedに掲載すると
他の求人サイトに自動的に
転載されることになります。
最後に使用方法ですが、
今までと特に変更はありません。
つまり、ポイントは自動的に
他の求人サイトに転載されることです。
いやいや、ちょっと待って!
という気持ちは理解できます。
なぜなら、求人ポータルサイトは
そもそも他の求人サイトの情報を
プログラムでリンクを
貼っていたはずだからです。
そうです、その垣根がなくなるのが
このサービスの最大の特徴です。
つまり、一方ではプログラムで
他の求人サイトの情報を
Indeedに転載します。
しかし、もう一方では
Indeed自体の求人情報も
他の求人サイトに転載するのです。
IndeedPLUS転載の詳細
IndeedPLUS転載先の求人サイト
まず、どの求人サイトに
転載されるかということです。
それは、リクルート系の
求人サイトになります。
なぜなら、前述の通りIndeedJapanは
リクルートのグループ会社になるからです。
では、具体的な転載先を
紹介していきます。
まず、2024年1月30日の
IndeedPLUSサービス開始時点では
タウンワークとリクナビNEXTと
連携していきます。
そして、2024年3月以降に
フロムエーナビ、とらばーゆ、
はたらいく、リクナビ派遣と
連携していく予定になっています。
現時点で発表されているのは
リクルート系の求人サイトですが、
今後は増える可能性は十分あります。
IndeedPLUS転載先の条件
では、どんな求人でも
転載されるかというと、
そうではありません。
そう、転載されるには
いくつか条件があります。
まず、Indeedにおいて
有料掲載をしている必要があります。
なぜなら、無料で掲載している
Indeedの求人内容を
他の有料サイトに転載しては
本末転倒になるからです。
正社員、アルバイト・パート、
派遣社員、契約社員の募集は転載されます。
しかし、請負、業務委託、有料職業紹介、
新卒、嘱託社員は対象外となります。
それ以外の注意事項
まず、料金についてですが
特に別途費用はかかりません。
Indeedに有料掲載している
ことだけが条件です。
次に転載先の選別ですが、
これはこちらでは操作できません。
そして、Indeedが最適だと
判断した求人サイトに転載されます。
今後の予測
ここ先は私の勝手な予測であることを
お伝えしておきます。
まず、リクルート系以外の
求人サイトは苦戦を強いられると
予測されます。
なぜなら、現時点でIndeedが
最有力な求人媒体となっているからです。
20年以上、採用に携わっていますが、
現在はIndeedが頭ひとつリードしています。
そういった背景から現時点で
各求人サイトはIndeedとの
相性や連動性を特徴としています。
しかし、その連携はリクルート系媒体が
中心となることになります。
したがって、現在の大手媒体である
DODA、マイナビ転職、en転職
といった求人媒体の動向が気になります。
また、反リクルートとして
ソフトバンク系列でもある
求人ポータルサイトのスタンバイを
中心としてイーキャリアなどの
求人媒体が第2グループを
形成する可能性もあります。
つまり、IndeedPLUSは
この求人業界を再編する
大きなサービスの開始とも言えます。
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