早期退職する中途採用、定着する新卒採用
こんな状況に陥っている顧問先があります。
どうしてこのような状況が発生するのでしょうか?
今日はその辺りについて書きたいと思います。
採用情報と面接
まず、この状況を打破すべく現状把握を実施。
見えてきたのは求人情報と面接での説明差異でした。
そして、新卒採用においては、
高校卒業者→進路指導の先生
大学卒業者→大学のキャリアセンター
といった様に顧問先採用担当者と応募者の間に
第三者が介在していました。
一方、中途採用においては、
応募者の受付から採用面接を
顧問先採用担当者が直接行っていました。
この、第三者の介在が大きな差を分けたようです。
具体的には、採用担当者は1名でも多く、
優秀な人材を採用したいという思いがあります。
それが、結果的に採用情報と面接での説明に
差異を発生させました。
もっと、直接的な表現をすれば、
採用に都合のよい説明を行ったのです。
しかし、新卒採用の場合は
この第三者の介在がそれを抑制しました。
逆に、中途採用においては、
入社後に「説明と違う」という思いが
早期退職を発生させる原因となりました。
一方、新卒採用においては
不明点や矛盾点を第三者が確認を行っていたので、
情報に齟齬が発生しにくい状況だったのです。
統計によると、入社前後の情報差異は早期退職の理由でも上位です。
つまり、これを以下に削減するかがポイントになります。
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