傾聴で面接効率アップ

傾聴という言葉を

聞いたことはあるでしょうか?

 

筆者は社労士であると同時に

キャリアコンサルタントでもあるので

実際に面談などにはこの技術を取り入れて

話をすることを心がけています。

 

傾聴とは?

傾聴とはアクティブリスニングとも言われ

相手の話に関心を持ち、

共感しながら真摯な姿勢で

相手の話を聞く技術です。

 

そもそもは心理学の世界で

使用されている技術ですが、

近年ではビジネスシーンなどでも

多く取り入れられています。

 

傾聴のポイント

聴く態度

まず大切なのは態度で、

体を相手に向け、

相手の目や顔をみるようにして下さい。

 

また、相手がリラックスして話せるためにも

表情にも気を付けましょう

 

そして、腕組みをする、

スマホを触りながら聴く、

メモを多く取り過ぎる

といった態度は

相手から聴く意思がないと

思われるので避けましょう。

 

聴いているサイン

次に相手に対して

「あなたの話を聞いていますよ」

というサインを送ります。

 

すると、相手は自分の話を

聴いてくれていることを認識し

より話しやすくなります。

 

あいづち・うなずき

まず、簡単な方法としては

あいづちとうなずきです。

 

これは、相手の話に合わせて

首を縦に振り(うなずき)、

相手の話を促進するように

「それから」「なるほど」などの

言葉を掛けることです。

 

反復(繰り返す)

次のステップになるのが

反復になります。

 

キャリアコンサルティングの勉強では

「オウム返し」とも言われます。

 

具体的には相手が話している内容の

語尾やキーワードを

そのまま繰り返して発します

 

すると、あいづちやうなずきよりも

相手が「自分話を聴いてくれている」

という気持ちが強くなります。

 

また、会話にもテンポが生まれるので

相手の話しやすさにも繋がります。

 

要約(まとめる)

最後に要約とは

相手の話の内容を

簡単にまとめて

返してあげる技法です。

 

これは慣れないと

少し難しいかもしれません。

 

具体的には

つまり、○○ということですね」

なるほど、○○な訳ですね

といった様に返します。

 

すると相手も頭の中を

整理することができるだけではなく、

自分が話した内容が

正しく伝わっていることも

確認できるのです。

 

まとめ

実際、傾聴にはもっと様々な

技術が存在します。

 

次の機会に他の技術については

記載したいと思います。

 

今回紹介したのは

ほんの一部ですが、

採用難の時代に

優秀な人材の取り逃がしは

絶対に避けたいことです。

 

こういった傾聴の技術を

面接にも応用して、

応募者の良い面を引き出し、

優秀な人材を確保することも大切です。

面接官としての心構え

面接官としての心構え

面接官としての心構え

厚生労働省「こころの耳」HP

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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