検索軸をしっかりと持つことが
ネット時代の昨今大切になります。
現在の採用活動・求職活動共に
インターネットが主流です。
そのインターネットを活用するときに
ポイントになるのが検索軸です。
今回はその検索を求人・求職の
ケースについて説明します。
三大検索軸
求人・求職において
三大検索軸と言われているのが
一つ目、勤務地
二つ目、給与
三つ目、職種
になります。
求職者が仕事を探すときに
この3つの検索軸を中心に
検索する人が多いので
その様に呼ばれています。
しかし、実際の求人サイトでは
もっと多くの検索軸が設定されています。
例えば、業種、雇用形態、休日、
勤務時間、福利厚生、企業規模、
資格の有無などサイトによって
様々な検索軸が存在します。
検索軸の設定
検索軸の優先順位
皆さんが求職活動を行うとき、
この検索軸についてどれ位を
設定していますか?
さすがに全部に条件を入力して
検索を実施してしまうと
検索結果が少なくなりすぎて
選択できる幅がなくなると思います。
したがって、そうならないように
事前準備をしておくことをお勧めします。
三大検索軸である
勤務地、給与、職種はもちろん、
それ以外の代表的な検索軸である
業種、雇用形態、休日、勤務時間、
についても事前に自分の希望条件を考えます。
上記は全部で7項目ですので、
その7項目で優先順位を1~7で
設定してみて下さい。
そして、求人検索を実施するときは
この優先順位に従って条件を入力し、
検索結果の件数が一定程度確保できる
項目まで入力するようにすると
比較的検索が楽になります。
相性悪い組み合わせ
ただし、各条件には相性が
悪いケースも存在しますので、
そこには注意が必要です。
例えば、建設関係においては
業種はハウスメーカーで
休日が土祝休みで検索を実施すると
件数が少なくなります。
なぜなら、ハウスメーカーは
土日祝が来場を見込めるタイミングであり、
そこに休みを設定するのは困難です。
他にも、職種はCADオペレーターで
勤務時間を時短勤務で検索すると
これも件数が少なくなります。
なぜなら、納期前などで
図面入力して欲しいタイミングで
時短勤務のためにCADオペ不在では
本末転倒になるからです。
求人者サイドの検索設定
前述の内容は求職者側からの
使用方法ですので、
求人者サイドから見た
検索設定方法にも
触れたいと思います。
求人広告の営業に話を聞くと、
検索軸は一つでも多くヒットする様に
できるだけ幅広くそして多くチェックを
入れて欲しいと言われます。
もちろん、これは露出を
上げるという意味では
正解ではではあります。
しかし、求人難である昨今、
これだけでは不十分かもしれません。
では、どの様にすれば良いかというと
具体的には、応募者をイメージして下さい。
今回の案件に応募してくる人は
どんな人なのかをイメージします。
そして、そのイメージ像に合致した
検索条件を中心に設定します。
場合によっては、
そのイメージ像に合致する様に
条件を変更することも検討して下さい。
もちろん、全ての条件を
変更できるとは限りませんが、
可能な限り近づけることをお勧めします。
条件の設定例
例えば、建築設計職を募集するとき、
具体的な応募者像をイメージします。
二級建築士保有者で住宅設計の経験者が欲しいと
イメージしたとします。
では、上記条件の人が
退職する理由は何でしょうか?
たとえば、サービス残業が多い
他にも、給与条件が悪い、
人間関係が良好でない、
など様々なことが想像できます。
では、当社に入社したら
上記内容は改善可能なのでしょうか?
例えば、サービス残業が嫌で退職する人が、
再度、サービス残業の多い会社に
応募することはありえません。
他にも、給与条件が悪く退職する人が
それ以下の給与条件の仕事を
選択し応募することはありません。
この様に単純に該当する項目を
増やすだけではなく、
イメージした人物像が
応募するように条件を
変更することも検討して下さい。
検索軸まとめ
求職者は検索軸別の
条件設定と優先順位の設定、
求人者は応募人物のイメージと
条件変更の検討がポイントになります。
この辺りを整理し、
お互いにミスマッチが
少なくなるように心がけましょう。
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