検索の壁を乗り越える

検索の壁と聞いてピンッときますか?

今回は求人における検索の壁を題材にしたいと思います。

検索という第一の壁

採用担当者の皆さん、

採用サイトなどに掲載したが

思うように自社案件の検索ヒット率が

伸びずに困った経験ありませんか?

自社の良さを伝えようと、

会社の特徴、仕事内容、仕事の一日の流れ、

必須資格や歓迎資格など詳細に記載している

担当者も多いと思います。

また、自分で考えなくても

媒体社の取材を受けて様々な質問に答え、

ライターの方が詳細な記事を作成して頂いていると思います。

それでも検索ヒット数が増えないときには

求人での人気ワードをチェックすることをお勧めします

こういうと、そんなことは既にやっとるわ!

という声が聞こえてきます。

もちろん、皆さん知っていることだとは思いますが、

それが現在のトレンドに載っているか否かが問題なのです。

検索の壁の一つ目はこの辺に存在します。

人気ワードを理解する

インターネットで「求人 人気ワード」などと検索すると

様々な検索サイトの人気ワードを掲載したページが表示されます。

そして、この人気ワードは変動することが第一のポイントになります。

変動するとは、人の趣味趣向の変化と共に

変わっていくことはもちろんですが、

月によっても変動することを押さえておきましょう。

前者は数年単位を経て変化するものなので、

あまり定期的に確認する必要はないと思いますが、

後者は月によって変動するので、

求人を掲出している間は月単位で確認しておく必要があります。

キーワードを埋め込むときの注意

そして、このキーワードを求人に

埋め込んでいくことが必要となります。

ここで、第二のポイントですが、

何でもかんでも埋め込めば良い

という訳ではありません。

昔は、人材ビジネスを展開する企業を中心に

人気のキーワードである「短期」「時短」といったキーワードを、

そのお仕事には関係ないのに、

会社の特徴などに「短期の案件も沢山扱っております」

など無理矢理入れる傾向にありましたが、

そうではなく、その案件に関連するキーワードのみを

上手に埋め込むようにして下さい

なぜなら、現在の求人サイトは良くも悪くも

indeedを意識した作りになっております。

このindeedにおいてその案件に関係の無い

キーワードが掲載されている求人案件は

掲載されない又は掲載されていても

表示順位が下がる
ことになります。

※詳細なアルゴリズム非公表となっております。

indeed中心とは?

最近ではリクルートが「Airワーク」を

エン・ジャパンが「エンゲージ」という

無料で作成できる採用ホームページの

サービスを展開しています。

AirワークなどはテレビCMで

「掲載した5社に4社が一ヶ月以内に応募があった」

といった内容を放送しております。

もちろん、Airワーク自体のアドレスの強さもありますが、

無料掲載の媒体は基本的にはindeedとの親和性を上げ、

indeedでの掲載順位を上げるような工夫
がされています。

キーワードは言い換える

人気ワードランキングを確認すると、

サイトによって運用が異なっていることがわかります。

具体的な例を挙げると

リクナビNEXTでは人気ワードベスト100に

「営業」と「営業職」の両方がランクインされています。

また、DODAでは人気ワードベスト40に

「未経験」と「未経験スタート」がランクインされています。

しかし、indeedにおいては「営業」と「営業職」は

同じキーワードとして認識されます。

その一方、indeedでは「経験不問」と

「経験は問いません」は別のキーワードとして取り扱われている
のです。

検索の壁まとめ

求人掲載をしていて、案件の検索率が低いと感じるときは

人気キーワードをもう一度確認しましょう。

そして、人気ワードを埋め込むのですが、

何でも埋め込むのでは無く

その案件にあったキーワードを埋め込む様に心がけて下さい。

そして、複数回そのキーワードを使用するときは

言い換えを使用して見て下さい。

そうすると皆さんの会社の検索ヒット率に

変化があると思います。

 

応募獲得3つの壁

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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