新総裁の労働政策

新総裁が誕生しました。

自民党の総裁選が終了し

石破茂氏が総裁に就任しました。

 

筆者のブログでは2週にわたって

各候補者の労働政策のみにスポットをあて

紹介をさせて頂きました。

 

そして、今回の結果としては

労働政策の内容を豊富に盛り込んだ

石破茂氏が総裁選を勝利しました。

 

もちろん、労働政策だけで

総裁選を勝利できるわけではありません。

 

しかし、労働政策の方針は

現在の日本にとって大きな問題であることは

間違いのない事実です。

 

個人的な期待

新総裁である石破茂氏の労働政策には

労働時間基準ではなく

付加価値(成果)基準の

労働のあり方への転換

と記載されていました。

 

そして、筆者としては

これは大賛成の内容です。

 

なぜなら、本来仕事とは

成果に対して報酬が支払われるものであり

時間基準に支払われるものではありません。

 

どちらかと言えば時間単位の基準は

労働者保護の観点から設けられており

労働者を保護できる反面として

労働生産性向上には繋がり難いのです。

 

たとえば、今現在1日8時間で

行っている仕事を

4時間で終えなさいと

言われたら皆さんはどう思いますか?

 

たぶん、多くの方は

それはちょっと無理なのでは

と思うのではないでしょうか?

 

では、そこにもう一つ条件を付け加え

同じ仕事を4時間で終えたら

帰宅していいですよ。

 

もちろん、給与額は今までと

変わらずお支払いします。

という条件だったらどうでしょう?

 

そうなるともう少し頑張ってみようかな

と考え方を変える人もいるのではありませんか?

 

これが、時間基準と付加価値基準の

大きな違いということになります。

 

さらに、こうしてできた4時間を

別の仕事に費やすことで

生産力は向上していきます。

 

これこそが生産性の向上に

なっていくのです。

 

または、給与額が変わらないので

こうしてできた4時間を

プライベートに費やすことで

ワークライフバランスの実現にもなります。

 

まとめ

自民党の新総裁の誕生と

新内閣総理大臣の誕生によって

少なからず日本の将来は

変わって行くと思われます。

 

是非、日本の生産性向上が

実現されていくことを

筆者も社会生活者として

一翼を担っていきたいと思います。

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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