高卒採用の現状

高卒採用の現状は、

そもそも生徒数自体が減少しています。

具体的には、一昨年は6クラスあった3年生が、

今年は4クラスそこになるほどの減少傾向です。

そして、就職希望者も減少傾向にあります。

なぜなら、大学全入時代

(日本の大学への入学希望者総数が

入学定員総数を下回る状況を迎える)

とも言われる時代になり、

就職希望者の割合も減少傾向
にあるからです。

高卒採用は一人一社制

今までは、企業が自社への応募に際して単願を求め、

学校側としても応募の推薦を制限し、

「応募解禁日」から一定時期の間まで、

一人の生徒が応募できる企業を一社とする制度

(いわゆる一人一社制)が定番でした。

しかし、大阪府は昨年からこの制度を変更し一人二社制を採用しております。

結果として、実情は高校生への就職活動による負担軽減(学業優先)や

内定辞退という18歳に背負わせるには少し重たい選択を回避するために

一人一社で運営している学校も少なくないようです。

高卒採用の時代変化

リーマンショックの時代を経験した進路指導の先生によると、

現在は高校生向けの求人数は非常に多く、

就職希望者全員を就職させてあげることができる非常に恵まれた環境
にあるそうです。

リーマンショック直後の高校生向け求人は激減し、

企業に採用のお願いをするなど就職希望者の就職に奔走されたそうです。

現在では、70名の就職希望者に対して、

2,000件を超える求人があり、

指定校求人だけでも200社を超えるケースもあります。

高卒就職組の考え

文部科学省
ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

関連キーワード

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ