固定残業手当の計算方法①は
現在の月給に対して固定残業手当を設定する計算法でした。
次に、②では月給30万円に対して20時間の固定残業手当を含む計算方法を解説します。
①と同様に1カ月所定労働時間160時間とします。
そして、20時間分は残業単価となるので。
事前に20時間×割増率1.25とすると25時間となります。
月給30万円÷(月所定労働時間160時間+固定残業相当の25時間)=通常賃金単価1621.62162162円となります。
なので、賃金単価1622円とすると割増率1.25を乗じて残業単価は2027.5円となります。
そして、労働者の不利とならないように切り上げ残業単価を2028円と設定します。
残業単価2028円×20時間=40,560円が固定残業手当となりますので
、300,000円-40,560円=259,440円が通常賃金分に相当します。
少し切りが悪いので、残業単価が通常賃金を下回らないように基本給部分を259,000円、
固定残業手当を41,000円としても問題はありません。
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