高校生就職組の考え

高校生就職組だけではなく、

4月の段階で進路希望調査を行う学校が多く存在します。

その時に、現時点での考えでかまわないという条件で、

一番近しい思いを確認するそうです。

しかし、ハッキリと就職しますと答える方は少数だそうです。

高校生就職組の現実

多くの就職希望者は進学する=これ以上勉強するのは限界!

という思いから就職を希望している現状があります。

実際は、その程度の考え方からスタートし、

担任の先生、進路指導の先生などが

社会人としての心構えや考え方を教え、

少しずつ就職への意識が高まるように

指導
されているそうです。

そして、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、

高校生の就職組は就職+成人という

大きな人生の転機が同時に起きる
ことになりました。

成人年齢20歳だった時には18歳で就職、

20歳で成人となる2年間のモラトリアム

ともいえる期間がありました。

しかし、それが無くなってしまったことは、

高校卒業後に就職する人達にとっては

精神的にも負担が増している
感じがあります。

最近の傾向として高校卒業後正社員として就職するという、

ちょっと聞いただけでは普通とも思えることが、

「正社員」で働くということ自体を負担に感じている人達が実際にいます。

生徒たちからのヒアリングで

「正社員就業するとアルバイトする時間が減るので、

正社員就業の時間を短くしてもらうことはできないですか?」

という質問があったそうです。

こうなるとどちらが主でどちらが従かわからなくなってしまいます。

それでも高校生は真剣にそんなことを考えているようです。

高卒採用の企業責務

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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