「聴く力」で人間関係が変わる! 無条件の肯定的関心のススメ

無条件の肯定的関心とは?

「無条件の肯定的関心」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? これは、アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズが提唱した「来談者中心療法」の中核となる考え方です。特にキャリアコンサルタントや心理学を学んだ方には馴染みがあるかもしれません。

では、具体的にどのような手法なのかを詳しく見ていきましょう。


無条件の肯定的関心の概要

無条件の肯定的関心とは、相手の話を「善悪」や「好き嫌い」の評価を加えず、真摯な態度で聴くことを指します。これは「受容」とも呼ばれ、相手の考えや感情をそのまま受け入れる姿勢を意味します。


実践方法

「評価をせずに聴く」と言われても、具体的にどのように実践すればよいのか難しく感じるかもしれません。そこで、以下のポイントを意識してみてください。

  • 相手の話を否定しない
    • どんな意見や感情でも、「なぜそう考えるようになったのか?」という背景に興味を持ちましょう。
  • ネガティブな話題も評価しない
    • 相手が悲観的な話をしても、「後ろ向きな人」と決めつけず、その理由を理解しようと努めます。
  • 自己否定的な発言も受け止める
    • 「自分にはできない」といった言葉が出ても批評せず、その気持ちを受け入れます。

無条件の肯定的関心の効果

この考え方を実践すると、以下のような効果が期待できます。

  • 相手が安心して話せるようになる
  • 自己受容が促進される
  • 自己実現につながる
  • 信頼関係が築かれる
  • スムーズなコミュニケーションが可能になる

ビジネスにおける活用方法

無条件の肯定的関心は、心理カウンセリングだけでなく、ビジネスの場面でも有効です。特に以下のような場面で取り入れると効果的です。

① 部下との会話

20代~30代のビジネスパーソンは、金銭面だけで仕事を選ぶのではなく、承認欲求を重視する傾向があります。部下とのコミュニケーションにこの手法を取り入れることで、より良い関係を築けます。

② 営業やクライアント対応

営業やクライアントとの会話においても、信頼関係を構築する手段として活用できます。ただし、場面によっては適度な距離感を持つことも大切です。


まとめ

無条件の肯定的関心とは、相手の話を評価せずに受け入れる姿勢のことです。

元々は心理学の分野で使われている手法ですが、ビジネスにおいても、部下との関係構築や営業の場面で信頼関係を深めるために役立ちます。

ぜひ、日常のコミュニケーションで試してみてはいかがでしょうか?

 

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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