求人媒体の選択(三重編)

求人媒体の選択をするときに

どの様なことを心掛けていますか?

最近ではインターネット募集が主流であり、

その中でもindeedが頭一つ抜けているので

特に媒体の選定をせずにindeedを使用している

企業も多くあると思います。

なぜ今回この様なブログを

書くことを決定したかというと、

顧問先企業より三重県での

募集について採用計画を

手伝って頂きたいという

依頼を受けたからです。

事前打ち合わせ

今回の採用計画に当たり、

顧問先の人事担当者と

その企業が通常使用している

indeed代理店の営業員と

打合せを実施させて頂きました。

結論はindeed一本だけではなく、

別の媒体を追加してネットだけでなく

別のリソースからの流入も

フォローすることになりました。

その営業員はなかなか優秀で

打合せ翌日には三重の求人媒体について

調査した結果を送信いただきました。

もちろん私も採用コンサルタントとして

三重の求人媒体について調査を実施し、

基本的なラインでは営業員の見解と

相違はありませんでした。

そして今回の方針としては

Indeed=ネット媒体への課金広告

フリーペーパー、折込広告など

紙媒体の活用でネット以外の

求職者層をカバーすることに決定しました。

求人媒体現地調査

事前調査の結果として

三重県で発行されているフリーペーパーは

まず、TOWN WORK

次に、アドサンアイ

そして、yell(エール)

というフリーペーパーが設置されていることを

情報として掴んでおりました。

偶然ではありますが、

名古屋で研修がありましたので、

出張予定を1日追加し、

研修翌日に三重に入り

上記フリーペーパーについて

現地調査を実施しました。

本当に行ってみなければ

わからないものですが、

事前情報ではアドサンアイが

エリア的、メディアミックス

(フリーペーパー、折込広告、Web)を

考慮すると有力候補だったのです。

求人媒体現地調査結果

しかし、現地に行って

フリーペーパーの設置状況を確認すると

コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)への

設置状況は圧倒的にTOWN WORKが多く

アドサンアイはコンビニでは

今回の調査では設置を確認できませんでした。

また、事前に調べた求人媒体だけではなく

joint(ジョイン)という就職月刊誌の

存在を確認することもできました。

結果として顧問先企業の営業所付近で

コンビニ、スーパー、飲食店などを

訪問して求人媒体の調査をしましたが、

フリーペーパーとしての設置数は

圧倒的にTOWN WORKの勝利です。

事前情報との差異

実はTOWN WORKは三重版として

細かなエリア設定がされていません。

いっぽうアドサンアイは三重県内を

5つのエリアに分けて

広告媒体を展開していました。

したがって、事前情報ではエリア設定がある

アドサンアイの使用を検討していたのです。

しかし、実際に設置状況=露出度を考慮すると

今回の使用はTOWN WORKが有力である

ことが判明しました。

もちろん、場所によって

差異があることは十分に理解できますが

顧問先の立地を考慮した場合の結果です。

まとめ

今回はたまたま名古屋出張があったので

三重県の調査を実施することができました。

もしもネット情報だけで

判断をしてしまっていれば

現地の状況が分からないままに

求人媒体を選定していました。

しかし現地調査を行ったことで

顧問先企業の営業所所在地を

考慮した求人媒体の選定を行うことができます。

この様にネット情報や

営業からのヒアリングだけでは

判断ができないことがあるのも事実です。

求人を行うときは

人任せにするのだけではなく、

自分の目や耳で情報収集し、

よりよい選択をできるようにしてみて下さい。

迷ったり、困ったときは

お気軽に当事務所までご連絡下さい。

求人で紙媒体はオワコンか?

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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