求人検索を意識して
求人原稿を作成していますか?
なかなか難しいと思います。
今日は求人検索を意識することについて
記載していきたいと思います。
三大求人検索軸
すでに、インターネットを活用した
就職活動が行われるようになって
長年経ちます。
インターネットは検索を
中心とした情報媒体です。
したがって、インターネット媒体を
使用するときに重要になるのが
検索軸ということになります。
その中でも
まず、「職種」
次に「勤務地」
さらに「給与」
というのは三大条件と言われるほど
求人検索軸として頻繁に使用されています。
それだけ求職者の関心の高い
項目ということになります。
クイズどこに分類されているでしょう?
それではここで職種分類に関するクイズを
出題したいと思います。
ハローワークの職業分類(検索軸)で
「CADオペレーター」はどこに分類されていると思いますか?
※掲載日時点の分類です。
A 管理的職業
B 専門的・技術的職業
C 事務的職業
D 販売の職業
E サービスの職業
F 保安の職業
G 農林漁業の職業
H 生産工程の職業
I 輸送・機械運転の職業
J 建設・採掘の職業
K 運搬・清掃・包装等の職業
さて、考えてみて下さい。
C 事務的職業と思ったあなた・・・間違いです。
それではB 専門的・技術的職業と考え直したあなた
・・・それも間違いです。
やっぱりJ 建設・採掘の職業で正解や!と思ったあなた
・・・も間違いです。
ここまでくるともう正解なんてない気がしてきませんか?
正解はH 生産工程の職業に分類されています。
次に中分類!
では、正解の分類を入力すると
次のような中分類が表示されます。
49 生産設備制御・監視の職業
(金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断)
50 生産設備制御・監視の職業
(金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断を除く)
51 生産設備制御・監視の職業
(機械組立)
52 金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断の職業
54 製品製造・加工処理の職業
(金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断を除く)
57 機械組立の職業
60 機械整備・修理の職業
61 製品検査の職業(
金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断)
62 製品検査の職業
(金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断を除く)
63 機械検査の職業
64 生産関連・生産類似の職業
どうでしょう、改めてお伝えします。
正解はH 生産工程の職業なのです。
しかし、その中分類が表示されても
正解感はゼロなのがお分かりいただけますでしょうか?
さらに小分類!
この中分類で64 生産関連・生産類似の職業を
選択すると小分類として以下が表示されます。
1.641/塗装工
2.642/画工、看板制作工
3.643/製図工
4.644/パタンナー
5.649/その他の生産関連・生産類似の職業
ここで643 製図工を選択すると
その中の細分類として
643-01 建築製図工という分類にたどり着き、
具体的な職業としてCADオペレーター(建築製図)や
建築CADオペレーターという職種が検索できるのです。
※ここで注意!「CADオペレーター(建築製図)」と
「建築CADオペレーター」の違いは私もわかりません!
しかし、ハローワークインターネットサービスで検索すると
64301001がCADオペレーター(建築製図)で
64301002が建築CADオペレーターと
明確に採番されて分類されています。
さあ、皆さん声を大にして言いましょう!
まず、「わかるか!こんな分類!」
さらに、「できるか!こんな検索!」
最後に、「誰が分類決めたんじゃ!」
と叫んでOKだと思います。
ちなみに、これは2011年に第四回改訂として
厚生労働省編職業分類として発表されています。
そして、インターネットでも確認することが可能です。
なんと、ページ数は500ページを超えるような莫大な量の資料です。
求人検索まとめ
おもしろおかしく書いてみたつもりですが、
これってちょっと考えるとゾッとしませんか?
例えば、求職者からすれば、この検索方法を知らなければ
欲しい情報を収集することができなくなります。
さらに、求人者からすると伝えたい情報が
伝えたい人に伝わらなくなる危険が
そこには存在します。
自分が使用する媒体の特徴を
理解しないで使用することは、
自分が欲しい情報を取得できないことに繋がり、
伝えたい人に伝えることができない
罠にハマってしまいます。
求人媒体を使用するときは
自分なりに使用感を確かめること、
よく操作してみてから取捨選択することを心掛けましょう!
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