求人票の作成をするときに
気をつけていることはありますか?
たとえば、職種名をわかりやすく
他にも、仕事内容を詳細に書く
などなど様々なことがあります。
では、そもそもハローワークの
求人票はどの様にできているか
ご存じでしょうか?
ハローワーク求人票の構成
まず、抑えておきたいのが
事業所情報と求人情報の
2つが存在することです。
結論から申し上げると、
ハローワークの求人票は
事業所情報と求人情報の
2つの情報を合わせて
1つの情報(求人票)を
構成しています。
事業所情報とは
最初に、事業所情報とは何かを
説明したいと思います。
たとえば、事業所情報は
企業基本情報となる
企業名、本社所在地、設立年、
資本金、従業員数といった
情報があります。
また、事業所情報として
事業所名、代表者名、所在地、
最寄り駅、TEL、FAXといった
情報があります。
そして、ここらがポイントとなる
事業所詳細情報として
事業内容、会社の特徴、従業員数、
育児休業取得実績、介護休業取得実績
といった情報があります。
そして、事業所詳細情報を
更新していない企業が
非常に多く存在します。
特に育児休業取得実績、
介護休業取得実績については
昨今の求職者は優先順位が
高い項目にもなりますので
必ずチェックしましょう!
また、事業所情報の変更は
ひと昔前まではハローワークのみで
変更が可能でした。
しかし、現在は
ハロワークインターネットサービスから
変更することが可能です。
もちろん、サービスの開始手続きも
ネット上から可能です。
求人情報とは
次に、求人情報とは何かを
説明したいと思います。
事業所情報が会社の基本的な
情報であったのに対して
求人情報は今回募集する案件の
情報ということになります。
具体的には求人区分として
新卒求人もしくは一般求人なのか、
公開の希望範囲、オンライン応募受付、
などを選択することが可能です。
次に仕事内容としていて
職種、仕事内容、雇用形態、
雇用期間、就業場所、年齢、
必要な経験、必要な免許・資格
といったことを入力できます。
ここで注意したいことは
事業所情報との整合性です。
例えば、子育て支援制度有り
と求人情報には記載があるのですが、
事業所情報で育児休業取得実績無し
となっているようなケースです。
求人票の生成
最後にハローワークの求人票が
生成される仕組みについて説明します。
前述したとおり求人票は
事業所情報と求人情報の
2つの情報を合わせて生成されます。
したがって、事業所情報と
求人情報が一致しないケースが散見されます。
それでは、具体例を紹介します。
会社の特徴と仕事内容の不一致
これは新事業立ち上げなどの募集時に
事業内容や会社の特徴に記載のない
仕事内容を記載してしまうケースです。
他にも事業所登録を古いまま放置し、
気付かずに新しい求人情報を
掲出するなどで発生します。
休業取得実績
求人票では
育児休業取得実績
介護休業取得実績
看護休暇取得実績
の有無を選択することが可能です。
これは事業所情報のみで
存在する項目なので
変更せずにいると
新しい求人票を作成しても
いつまでも実績無しで作成されます。
最後に
他にも不一致や
応募者に不信感を
与えるケースは存在します。
まず、求人情報を入力したら
求人票の形式で出力し、
内容を全て確認しましょう。
そして、おかしな部分に気付いたら
多くは事業所情報の変更が必要な
ケースが多くなりますので、
そこを確認してみて下さい。
このことを知って実践するだけで
ハローワークからの応募効率を
上げることが可能になります。
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