未経験職種への転職

未経験職種への転職を

考えたことはありますか?

また、その転職は何歳位までなら

可能だと思いますか?

今回はそういった未経験職種への

転職について記載したいと思います。

募集の年齢制限

ひと昔前は求人票など

募集の際に「20~35歳」

といった様に普通に

年齢制限がされていました

しかし、現在の求人票を

確認したとしても

特別な理由なく

年齢制限をしている

求人票はありません

なぜなら、平成19年10月に

雇用対策法が改正されたことで

年齢制限の禁止が

義務化されたからです。

つまり、現時点では

法律において年齢制限を

禁じているので

年齢に関係なく未経験職種に

転職することは可能です。

経験と勤務可能年数

まず、未経験職種への

転職を考える時に

考慮しなければならないのは

転職者の経験と年齢です。

なぜなら、他職種での

経験が長いということは、

その職種における

スキルや経験値の

ウェイトが大きくなります。

その一方、新しい職種で

勤続可能となる年数は減少します。

つまり、あたり前のことですが

未経験職種への転職は

年齢が低いほど有利です。

未経験職種転職の実状

最高齢の実例

まず、私が転職サポートした中で

未経験職種でかつ希望職種に

転職された方の最高齢は57歳です。

そして、この方は

全くの異業種・異職種からの

転職を成功されています。

また、この方のケースで

転職のポイントとなったのは

自己投資と熱意でした。

具体的な自己投資について

この方のケースで

説明したいと思います。

まず、資格取得の為に

通信制大学に通われました。

そして、大学では学べないことを

補うために同時に

職業訓練も受講されました。

そういった、自己投資や

本気で未経験職種に

就きたいという熱意が

先方担当に伝わったときに

新しい道が開かれたと思います。

実際の転職

今まで職業訓練を通して

1,000名以上の転職サポートを

行ってきました。

では、その中でどれ位の方が

未経験職種の転職に成功したかを

記載したいと思います。

まず、職業訓練受講者のうち

業界・職種共に未経験者の

割合は62.8%です。

そして、未経験職種への

転職成功者の割合は

未経験者全体の57.1%です。

つまり、半数以上の方が

未経験職種への転職を

成功させています。

では、もうちょっと詳細な

内容を見たいと思います。

まず、20代の就職者

キャリアチェンジに成功したのは

58.0%になります。

次に、30代の就職者

キャリアチェンジに成功したのは

54.0%になります。

そして、40代の就職者

キャリアチェンジに成功したのは

36.2%になります。

最後に、50代の就職者

キャリアチェンジに成功したのは

9.2%になります。

まとめ

ご紹介した統計は

いち職業訓練校の統計で

全体を表すものではありません。

しかし、そのデータからも

20代、30代では比較的

キャリアチェンジをしやすいことが

読み取れます。

しかし、40代になると

その可能性は一気に低下します。

そして、50代での

キャリアチェンジは明らかに

厳しい状況となります。

つまり、未経験職種への転職は

20~30代で行うべきで、

それ以降は培ったスキルを

活かしていくことが大切になります。

50代での転職注意点

50代での転職注意点

50代での転職注意点

 

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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