リクルートの共通ID恐るべし!

リクルートIDはご存じですか?

リクルートが提供する

Webサービスを使用する際の

共通IDです。

そしてリクルートのHPでは

リクルートIDとは、

様々なオンラインサービスで

共通に使える便利な会員IDです。

旅行、美容、グルメ、通販、

住まいから結婚準備まで

色々なサービスでつかえます。

という説明がされています。

TOWN WORKへの導入

先日、某媒体社の担当者と

お話をさせて頂いているときに

その担当者からTOWN WORKに

リクルートIDの入力が

必要になりましたというお話がありました。

したがって、打ち合わせ終了後に

早速TOWN WORKを確認してみると、

確かに応募ボタンを押すと

IDの入力を求める画面に遷移します。

確かにリクルートのHPを確認すると

共通IDの導入は2013年からの

取組みとして記載があります。

しかし、筆者もその担当者も

少なくとも気がついたのは最近の

出来事でした。※違っていたらすみません。

求人サイトにおいて

入力項目を増やすということは、

そこでの離脱率が高まり

一般的には逆に入力項目を

減らすことを考えます

しかし、リクルートが

それを承知でリクルートIDを

TOWN WORKにも導入したということは、

きっと大きな戦略が

あってのことだと思われます。

リクルートの事業領域

何で見たのかは忘れてしまいましたので、

これがガセ情報だったら申し訳ございません。

と、予防線を張らせて頂きます。

その上でリクルートの事業領域とは

「人の転機」に成り立っているそうです。

例えば就職=リクナビ

そして転職=リクナビNEXT

次に結婚=ゼクシィ

また住宅購入=スーモ

他にも車購入=カーセンサー

最後に進路・学習=スタディサプリ

というように人生の転機において

情報不足によりならないように

情報提供による企業と読者を繋げる

事業領域を展開してきたそうです。

もちろんそれ以外にも

例えば飲食=HOT PEPPER

そして旅行=じゃらん

他にもアルバイト=TOWN WORK

といった領域も行っております。

共通ID戦略

以下は私見になりますのでご了承下さい。

現在、学校や学習塾などでも

スタディサプリを使用する機会は

増えていると思います。

実際に筆者の子供も

スタディサプリを使用しております。

もしかすると、これがリクルート商品との

初めての出合かもしれません。

次に、その子供が高校生や大学生になると

アルバイトを探すのにTOWN WORKを

使用して探すようになります。

その後、就職の段階ではリクナビを

使用して就職先を探していきます。

また、何かの理由で転職する時には

リクナビNEXTを使用し、

人生の伴侶を見つけた時には

ゼクシィを活用し、

家の購入を考えるときにはスーモを

車の購入を考えるときにはカーセンサーを

活用していくようになるのです。

そしてそれ以外にも日常的に

例えば飲食=HOT PEPPER

そして旅行=じゃらん

といったサービスを活用します。

良くいえば人の人生に寄り添った

情報サービスを展開しています。

※繰り返しますが私見です。

まとめ

共通IDの活用は10年前からの

取組みかもしれませんが、

導入しにくい分野にも

導入を開始したということは

大きな流れの一つとも

考えることができます。

人材サービスの分野においても

圧倒的№1企業の動向ですので

今後も目を向けていきたいと思います。

※執筆当時の内容について不備や

間違った情報がございましたら申し訳ございません。

 

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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