令和6年度の新卒研修が
概ね終了しました。
残すはレクリエーション要素を
取り入れたプログラムだけなので、
主要部分はほぼ終了です。
そこで今回は令和6年度の
新卒研修の感想を記載したいと思います。
令和6年度のタイプ
その前に産労総合研究所から
発表があった令和6年度の
新卒社員のタイプは
「セレクト上手な新NISAタイプ」でした。
具体的にはデジタルに
慣れ親しんでいる一方で、
対面コミュニケーションの
経験に乏しいといわれています。
そして、「仲間」以外の世代との
距離感に戸惑う面があります。
また、タイパを重視し、
唯一の正解を求める傾向が
年々増しています。
という内容でした。
令和6年度の感想(私見)
対面スキル
このタイプの説明の中で
対面コミュニケーションに乏しいは、
その通りだと思います。
例年だと休憩時間や昼食の時間は
新卒社員同士コミュニケーションを
取ること多いです。
しかし、今年は休憩時間や
昼食後の時間はスマートフォンを
いじっている人が多く
積極的に周囲とコミュニケーションを
とる姿は少なかったです。
タイパを重視
研修内容には全てに
答えがあるわけではなく、
自分で考える内容も
多く取り入れています。
しかし、自分で考える
またはチームで考えることは
非常に苦手に感じました。
そして、こちらからの答えや
回答例を待ってそれを
書き写していることが
多く感じられました。
マイペース
もちろん全員ではありませんが
自社の部署体験や取引先を訪問したときに
体験を断るケースがありました。
たとえば、取引先の商品説明の中で
体験を伴うケースにおいて
複数名の人が体験を断りました。
さすがに人事担当者が
注意をしていたので
その次からはなくなりましたが
この光景は私も初めてでした。
その他
ここまでの内容だと
今年ははずれ年と思うかもしれませんが、
決してそうとは思っておりません。
なぜなら全員が非常に真面目に
取り組んでいるからです。
例年ならば少し脱線したときなどは、
悪乗りになってしまう人がいることもありました。
しかし、今年はそういったことは
一切なく少々の脱線でも真面目に
受講し続けているのです。
令和6年度の時代背景
とくに今年度の高卒者については、
中学生から高校生になるタイミングが
コロナ禍まっただ中でした。
つまり、小中学生という
地域の狭い交流から
高校生という一気に世界が
広がるタイミングに
人との交流を避けなければならなかった
世代なのです。
したがってコミュニケーション能力が
低くなってしまうことは
当然なのかもしれません。
そして、その反面として
羽目を外すようなことはなく
真面目に高校生活を
送ってきたのだと思います。
※筆者の高校生活と比較すると
本当に真面目に過ごされたと思います。
まとめ
令和6年度の新卒社員ですが、
私見ではありますが
コミュニケーション力が低い傾向が
あると思います。
しかし、その反面として
真面目な人が多く
コツコツと仕事に取り組む
タイプが多いと思います。
つまり、適材適所の配属と
周囲が上記内容を理解して
フォローすることで能力を
発揮して頂けると思います。
自分の未来は自分で築く!「セレクト上手な新NISAタイプ」
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