履歴書の書き方で大切なのは「印象」!

履歴書の作成ポイント

皆さんが履歴書の作成をするときに

注意していることは何ですか?

・手書きなら字を綺麗に書くこと

・空欄をつくらないようにすること

・志望動機が相手に伝わるように考えること

・略字を使用しない

などなど、沢山あると思います。

では、なぜ履歴書の字を綺麗に

書かなければならないのでしょう?

なぜ空欄をつくってはいけないのでしょう?

志望動機を相手に伝えるのはなぜでしょう?

なぜ略字を使用しないのでしょう?

それは全て自分の印象をよくする為です。

書類選考の現実

何でこの「印象」が大切かというと

書類選考にはいくつかの特徴があるからです。

①初期段階で履歴書を読み込む担当者皆無

書類選考には、郵送であれWebであれ

複数の書類が寄せられます。

この初期段階で履歴書全て

キッチリと読み込む担当者は皆無です。

では、初期段階では何を見ているかというと、

写真、年齢、住所、簡単な経歴、保有資格

といった内容を20~30秒程度で目を通します

「せっかく時間をかけて書いているのに!」

と思われる方もいるかもしれませんが、

これが現実です。

したがって、これだけの内容で

相手に何らかの爪痕を残すには

「印象」が大切になるのです。

だから、写真の印象、字が丁寧な印象、

全体バランス(空欄がない)の印象、

志望動機がしっかり書かれている印象、

(この段階では内容は読まれていません)

といったことが必要になるのです。

②書類選考は言い訳をさせてくれない

書類選考は皆さんが提出した書類を

企業の担当者が内容を確認して採否を決定しています。

そして、面接との最大の違いは

「言い訳をさせてくれない」ことです。

例えば、面接であれば

何か話した後に補足説明が出来たり、

間違ったことがあれば訂正することも可能です。

しかし、書類選考は一度送付してしまうと

相手が一方的に採否を決定するだけであり、

弁解することが出来ません。

だからこそ、最大限に相手に良い印象を

持って頂くことが必要になるのです。

具体的にはどうすれば良いの!

私が就職支援を実施する時によく使う手法として、

実際に使用された他人の履歴書を

自分なりに添削して頂きます。

すると、人は不思議なもので

自分の書類では気が付かないことでも、

人の書類を添削して頂くと

様々なことに気が付くのです。

といっても多くの方が

他人の履歴書を持ってないので、

ポイントをいくつか整理しておきます。

履歴書の字は丁寧に書かれているか

字が上手い下手ではなく

丁寧に書かれているかがポイントです。

なぜなら、達筆な方でも字が

走り書きになっていると印象は悪くなります。

逆に、字が下手だったとしても

丁寧に書かれている履歴書は好印象を与えます。

履歴書の空欄はないか

空欄があると「手抜き」「大雑把」な

印象を与えてしまいます。

例えば、連絡先の欄においても

『別に連絡先がある時は記入』となっている欄でも

積極的に埋めていきましょう。

とくにe-mailを記載する欄がない

フォーマットを使用しているなら、

この欄に「e-mail」という項目を

つくって記載してみましょう。

※実例/最近は携帯電話番号のみの

記載が増えていますが、

書類選考は通過しているのに、

番号を書き間違っており

電話が通じないケースがありました。

正式名称を使用しているか

資格を正式名称で

記載することはもちろん、

略字の使用もやめましょう。

自動車免許⇒普通自動車第一種運転免許

(株)⇒株式会社

H⇒平成

郵送時に折れ目をつくってないか

応募書類を三つ折りで

送付される方がいらっしゃいますが、

これもOKとは言えません。

なぜなら、履歴書は皆さんにとっては応募書類です。

しかし、皆さんが採用された後は

保管書類へと性質が変わります。

折れ目のある書類と折れ目のない書類では

その保管場所に大きな差が生まれます。

そんな些細なことまで気を付けましょう。

数十分の集中力

前述の書く時のポイントと

皆さんの過去の経歴から

その人の「印象」は出来上がっていきます。

そして、過去の経歴は変えられませんが

書き方を注意することで

印象をアップ
させることは可能です。

したがって、履歴書を書く数十分、

様々なことに気を付けるだけで

書類選考の印象がアップするというのは

ちょっと得した気になりませんか?

就職活動中の皆様へ

今後も就職活動に関する内容は

随時発信していきたいと思います。

引き続きブログをチェックしてみてください。

どうしても、就職活動に関する内容を

いち早く知りたいという方は、

私は求職者支援訓練という公共の制度の中で、

就職支援の授業を行っていますので、

職業訓練の受講を検討してみてください。

職業訓練のご案内

採用活動を行っている企業の担当者様へ

書類選考の見るべきポイント、

面接での情報の引き出し方などは

当事務所が実施している

ゼロコスト採用コンサルティングの

プログラムにも組み込んでおりますので、

是非ご検討ください。

ゼロコスト採用コンサルティングとは?

履歴書のチェックポイント

履歴書のチェックポイント

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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