新卒フォローアップ研修

新卒フォローアップ研修

2023年度入社の新卒フォローアップ研修を

9月に実施させて頂きました。

すでに入社からは半年が経過し、

配属からは5ヶ月が経過したこともあり

なんだか入社研修を担当したときと比較して

皆さんの顔つきや話し方が

大人っぽくなったことを感じ嬉しい限りでした。

新卒フォローアップ研修内容

まず当日の研修内容ですが、

例えば6ヶ月の振り返り

そして今後の目標設定

他にも自分の役割について

といった内容を書き出して頂き

その内容を元に面談を実施しました。

また、皆さん嫌がっておりましたが、

入社研修時の確認テストも

同時に実施させて頂きました。

新卒フォローアップ面談内容

詳細までは記載できない部分はありますが、

皆さん様々な内容を抱えています。

しかし、ありがたいことに

6月に実施した面談と比較すると

全員の成長を感じ取れたことが

収穫でもありました。

パワハラではなく傷害

その中でも印象に残ったのが、

工事現場で働く新卒社員が

忙しい現場に応援で行ったときの

エピソードです。

その方は上司からの指示で、

自社の現場ではなく、

応援として他社の現場に

先輩社員と一緒に行ったそうです。

その時に現場で先輩社員が

慣れていない作業をさせられたときに

ミスをしてしまったそうです。

すると、その現場の方から

ボルトを投げつけられたり、

蹴られたりしたそうです。

自分がされたわけではないですが、

その方は非常に嫌な気持ちになり

同時に大きなストレスを抱えました。

そこで直ぐに上司に連絡を入れると、

その上司も直ぐにさらに上司に連絡したそうです。

すると、その現場から撤退の命令が下り、

二度とのその現場の応援には

行かなくて良いことになったそうで、

本人は素早い対応に感謝していました。

この素早い対応はOKですが、

そもそも現場で発生したことは

パワハラではなく傷害事件となって

当然の出来事でもあります。

ストレスと向き合う

ちょっと大げさな事例かもしれませんが、

皆さんが気づかないうちに

新入社員は大きなストレスを

抱えてしまうことも少なくありません。

もちろん、新入社員研修の中では

積極的ストレス対処法や

消極的ストレス対象法についての内容を

盛り込んでおりますが、

それで全てが解決できる訳ではありません。

是非、上司の方は部下の方の

ストレスの傾向を可能な限り

個別で理解して上げて下さい。

そして、ストレスの要因となる原因を

取り除いてあげるようにして下さい。

若い労働力

そもそも現在の10代20代は

40代50代と比較すると

3分の2程度の人口しか存在しません。

したがって、この若い世代の労働力を

守ることができない企業は

今後間違いなく衰退します。

しかも、前述のような理由で

若い労働力を流出させる企業は

存在価値すら否定されます。

筆者も含め40代~60代の価値観を

押しつけているようの人は

企業からも不必要な存在となります。

まとめ

先日、60歳位の施工管理者の

就職支援をさせて頂いているときに、

現場監督をやっていたとは思えない

物腰の柔らかさをお持ちだったので、

その事について聞いてみると

「いやいや、時代じゃないですよ。

年寄りの考えでは若い子は動かないですよ」

と話されておりました。

この言葉は本当にその通りで、

我々世代も変わって行かなければ

ならないことを痛感しております。

あらためて、我々世代と若い世代のことについて

考えさせられたフォローアップ研修でした。

 

2023年度新卒研修

2023年度新卒研修

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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