書類選考で中心となる書類は
履歴書と職務経歴書です。
そして、これらはすでに、
履歴書のチェックポイント
職務経歴書のチェックポイント
で説明しました。
そこで、今回はそれ以外の
添付書類などについて説明します。
添付書類などとは?
具体的に添付書類などとは
添え状(書類送付状)
封筒の文字(履歴書がPC使用の場合など)
書類の郵送方法(クリアファイルの使用など)
初期接触から書類到達の期間
といったことが挙げられます。
もちろん、これらの要素もその人物を判断する材料であり、
志望の強度を測る材料でもあります。
では、もう少し具体的に説明していきましょう。
添え状
職務経歴書にフォーマットが存在しないのと同時に
添え状にも定型スタイルは存在しません。
そして、職務経歴書をしっかりと作り込む応募者は多いですが、
添え状は適当に作成しているケースもあります。
実際の仕事で細部にまで気を使える人物は
重宝される様に、ここではそんなことも判断できます。
封筒の文字
現在では履歴書をPCで作成する人も多いです。
しかし、日本では
名は体を表す、字は体を表す、書は人なり
と言われるように、その人の直筆の字で読み取る
文化も存在します。
履歴書が自筆でなかったとしても、
封筒は自筆であるケースは非常に多いです。
書類の郵送方法
封筒に選考書類を封入するときに、
クリアファイルに入れてある
クリアファルルに入れ、厚紙を挟んでいる
といった書類が届いたらどんな印象ですか?
こういった細部に目が届く、
実施内容が丁寧であるということも
選考のポイントとなり得ます。
書類到達の期間
今まで1,000名以上の転職を
サポートしてきましたが、
転職意思が強い人
その企業への応募意欲が強い人
そういった人ほど、選考書類の準備期間は
短期間であることが多いです。
その逆で、タイミングが合えば転職したい
そこまで志望の企業ではない
と思っている人ほど、選考書類の準備に
時間が掛かっています。
面接で「志望動機」を聞く企業が多いのは
その企業への熱意、やる気、興味を
確認したいからではないでしょうか?
この書類到達までの期間は同様の内容を
推察することができます。
この様に書類選考においては
履歴書・職務経歴書の記載内容はもちろん
それ以外の要素も複合的に判断することで、
書類選考の質を向上させることができます。
応募者が時間を費やして作成した選考書類です、
書類選考者としてその思いに応えてみて下さい。
コメント
COMMENT