就職支援に疑問?

就職支援?

昨年より顧問先の企業で

新卒採用の面接にオブザーバーとして

同席させて頂いております。

すでに今年度も10名程度の

高校生・大学生の面接に

同席させて頂きました。

その中でちょっと残念に

思うことがありました。

それは提出された履歴書です。

なぜなら、あまりにも情報が

少なすぎたからです。

たとえば、志望動機の記載が無い

自己PRの記載が無い

趣味は端的にひとつだけ記載

といった内容でした。

ほかにも学校名は記載されているが

学部や学科の記載はない。

資格は保有資格が無いので未記入

これを見たときに思ったのは

学校の就職支援はどうなっているの?

という感じでした。

面接官としてのぼやき

事前にお断りをしておきますが、

私は面接官もしますが、

もう一方では就職支援も行っております。

その上でお話を進めます。

これでは聞くネタが少ない!

ということです。

もちろん求職者も初対面で

緊張していると思います。

しかし、面接官にとっても

初対面なので面接官だって

皆さんのことを知りたいのです。

だから、応募書類に様々な

情報を記載してくれないと

聞いてあげることもできないのです。

(もちろん、それは建前で

いろいろと聞きましたよ。)

就職支援大丈夫?

そこで、面接の質問として

まず、いつから就活を開始したか

次に、何社くらいエントリーしたか

そして、内定はでたのか

最後に、現在の就活の進捗

を確認しました。

具体的な言及は避けますが、

まず、就活は昨年夏ごろ開始

次に、エントリーは数十社

そして、内定はゼロ

最後に、現在も数社選考中

という返答を頂きました。

いやいや、面接もさることながら

応募書類を見直そう!

と、思わず言いそうになりました。

いったい大学での就職支援は

どうなっているのだ!

そして、新卒ハローワークからの

応募だったので

ハローワークの就職支援は

どうなっているのだ!

率直に、書類の書き方は

ちゃんと指導して欲しい!

数十社受けている就活生が

可愛そうに思えました。

選考書類

新卒であれば職務経歴書は

添付がありませんので、

メインは履歴書になります。

そして選考書類とは

自分を売り込むパンフレットです!

就活生の皆さん

パンフレットですよ!

たとえば家電のパンフレットを

想像してみて下さい。

省エネ性能の優秀さ、

他にも美麗なデザイン、

そして使い勝手の良い機能性など

その商品のポイントを記載してますよね。

だから、履歴書にも同様に

あなたのセールスポイントを

記載しましょう。

たとえば、志望動機はやる気

他にも、趣味は自分の特徴

そして、学生時代に打ち込んだことは

社会人としてもできるアピール

意識して記載してみて下さい。

きっとそれだけでも

相手に伝わる部分は増えると思います。

社労士のブログなので

最近は就職支援の内容は

避けてきました。

しかし、今回はショックな

出来事があったので

少し就職支援に触れておきます。

履歴書の書き方で大切なのは「印象」!

 

ハローワーク「応募書類の作り方 履歴書」ページ

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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