定年とは?

teinen定年とはそもそも何でしょう?

それは、労働者が一定に年齢に達したことを

退職理由とする制度のことです。

つまり、設定した年齢に達した時に

全員一律に退職することになります。

そして、労働者の定年を定める場合は、

現在は60歳を下回ることはできません

また、事業主には65歳までの

高年齢者雇用確保措置が義務付けられています

具体的には、

①定年年齢の引き上げ

②継続雇用制度の導入

③定年制度の廃止

のいずれかの措置を講じる必要があります。

これらは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律で

定められております。

65歳までの雇用確保措置が義務付けられた背景には

年金の支給開始年齢が大きく関わっています

2000年(平成12年)の法改正により

厚生年金の支給開始年齢が

60歳から65歳に引き上げられました。

すると、60歳を定年としていると

60歳から65歳までに無収入の期間が

発生することになります。

そこで、2006年(平成18年)に

65歳までの雇用確保措置が

義務付けられることになったのです。

労働力人口とは?



厚生労働省「高年齢者の雇用」ページへ

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

関連キーワード

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ