中堅社員研修の進捗

中堅社員研修

9月より中堅社員研修を

担当させて頂いております。

全6回のプログラムに対して

既に3回目を終了しました。

まず、1回目は「道徳心」「はたらく意味」

「ビジネスマナー前半」で、

次に2回目は「ビジネスマナー後半」、

そして3回目は「社会人基礎力」の内容でした。

1回目・2回目の内容は

既に理解している部分も多く、

特に2回目については

中堅社員に対して

ビジネスマナーを行っているので、

退屈に思えることも多かったと思います。

しかし3回目の社会人基礎力は

例えば、「そもそも知らない」

他にも「何となく考えている」

という人も多く、

言語化して部下に伝えることが出来る

レベルにあった人は

少なかったのではないでしょうか?

※社会人基礎力の詳細は

社会人基礎力を意識していますか?」参照

受講生の感想

それでは、3回目の研修における

受講生の感想を紹介したいと思います。

自己分析の機会

自己分析シートについては

今現在自分に足りてない所がどこか、

どうなるべきかが明確になった

研修では単純に説明するだけではなく、

各項目についてセルフチェックを設け、

自分が出来ていること出来ていないことを

把握して頂いております

例えば、主体性の項目であれば

「自分でやると決めたことは、

自分から率先して実行に移す」

といった内容について

セルフチェックして頂きます。

重要度と緊急度

研修を受ける大切さがよく分かった。

仕事では緊急度と重要度で優先順位を

設定することが勉強になった。

まさに研修こそが緊急度は低いが

重要度が高い仕事になります。

研修を開始する前は、

参加メンバーの中には

「忙しいのに、何で研修受けなあかんねん」

「研修に何の意味があんねん」

といった意見をお持ちの方も

いらっしゃったと思います。

たしかに目先の緊急度が

高い仕事をしていると

そのような意見を持っても

致し方ないとは思います。

しかし、今のあなたの仕事は

重要度が高いですか?

緊急度が高く、重要度が低い仕事に

振り回されて忙しくしていませんか?

重要度が高い仕事を

どれだけ多くできるかがポイントです。

プロセスの明確化

計画的に進める、見える化する、

これは帰って部署の会議で

もっと具体的に話し合おうと思いました。」

社会人基礎力の考え抜く力の中に

計画力が存在します。

今回はグループワークとして

プロジェクトチームの計画を

立案して頂きました。

プロジェクトは漠然とした内容を

設定しておりますが、

グループメンバーで

実施項目を洗い出して頂き、

それをスケジュールに

落とし込んで頂いたので

何時、誰が、何を実施すべきかが

明確になったと思います。

言語化の大切さ

常々思うことは頭でわかるのですが、

言語化することに対しては

本当に難しいなと考えさせられます。

今回の研修の目的のひとつに

言語化できるようになる

とうい項目があります。

上司が部下に何かを伝える時に

言語化できているか否かが

大きな差になることがあります。

特に建設業界においては

昔からの風習で習うより慣れろといった

風潮があります。

結局、言葉で伝えることが出来ないから

見て盗めということになるのですが、

それではネット世代の子たちには

伝えることが出来ません。

なぜなら彼らはネット検索によって

文章で物事を理解し、

動画を視聴することで

言葉で説明を聞いているのです。

まとめ

残すところ中堅社員研修も3回となりました。

そして、感想を読んでいると皆さんの取り組む姿勢が

変わってきたことを感じます。

今回の中堅社員研修ではケーススタディ、

グループディスカッション、ワークショップ、セルフチェック、

などを通じて道徳心、ビジネスマナー、はたらく意味、

社会人基礎力を実施しました。

そして、残りは社会人期初力後半、

ビジネススキル、情報セキュリティ、ハラスメント、

業界研究、マネープラン、キャリアプラン

とまだまだ盛りだくさんです。

ぜひ、最後まで受講頂き、

言語化し部下の指導に役立てて下さい。

 

社員研修の意味

社員研修の意味

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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