入社時研修の有無と早期退職の関係性についてです。
まず、多くの会社当てはまることかもしれませんが、
新卒社員→入社時研修を実施
※某HPサイトでも新卒社員の入社時研修は平均1カ月前後
中途採用→既に経験があるので実施しない
という企業もある状況です。
実際に、私が知っている会社でも、
中途採用は1日~2日の社内手続きの説明だけです。
そして、その翌日には配属されてOJTを開始するケースが多くあります。
でも、本当にこれで十分でしょうか?
答えはNOです。
新卒社員の様にビジネスマナーなどの研修をするか否かは
会社の考え方にお任せします。
しかし、中途採用者も実際に困っていることが多いです。
某企業のアンケートによると
転職者の転職先でのとまどいランキング
1位/前職との仕事の進め方ややり方の違い=45.5%
2位/社内や業界用語等、専門知識が分からない=31.1%
3位/職場ならではの習慣や規範になじめない=24.6%
という結果でした。
この戸惑いをOJTだけでカバー可能でしょうか?
個人的には難しいと考えます。
やはり、上記内容をカバーするには座学研修が必要です。
現場では、上記内容を教えるのはOJT担当者になり、
その担当者の技量によって採用者の扱いは大きく左右されます。
だから、新卒社員と中途社員の研修のあり方の違いが、
中途採用者の不安を払拭することができずに、
そのまま早期退職へ大きな影響を与えてしまいます。
中途採用者はOJTで十分なのか?
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