中途採用者はOJTで十分なのか?

中途採用者の研修は

どの様に行っていますか?

とある企業で聞いたところ

OJTのみを実施していると

意見もありました。

本当にそれで十分なのでしょうか?

中途採用は即戦力?

私の顧問先や職業訓練の

卒業生から話を聞くと、

中途採用で採用され初日は

簡単なガイダンスなどがあって、

翌日からは先輩社員に付いて

OJTが開始されています。

もちろん、中途採用は

即戦力採用として

経験者を採用することも

多いと思います。

経験者なので業務的なことは

比較的スムーズに開始できる方が

いるのも事実です。

しかし、実際にはその会社独自のルールなどが存在し、

思った以上に戸惑ってしまうことの方が

多い
のではないでしょうか?

実際に、インターネットで検索をすると

「転職者の転職先でのとまどいランキング」

というアンケートが発表されております。

まずは「前職との仕事の進め方ややり方の違い」

という項目が45.5%でした。

2番目に「社内や業界用語等、専門知識が分からない」

という項目で31.1%でした。

3番目に「職場ならではの習慣や規範になじめない」

という項目で24.6%という結果でした。

どうでしょう、即戦力として

採用した中途採用の方であっても

意外ととまどっていることは多いです。

中途採用者はOJTのみの研修はNG

前述の通り、即戦力で採用したはずの

中途採用者であっても

「仕事の進め方やり方の違い」

「職場ならではの慣習や規範」

といった内容を把握するには

時間もかかります。

また、進め方、やり方、慣習、規範などは

どうしても誰かに聞く必要があり、

積極的に質問できる

パーソナリティをお持ちの方や、

分け隔てなく質問できるような

企業風土が出来上がっている

会社なら問題ないかもしれませんが、

多くの企業でそのような状況とは

限らないのも現実です。

さらに、OJTは実務に沿って

研修を進めることができる

メリットもがある一方で、

担当者の力量に大きく左右される

デメリットだけでなく、

中途採用者が本当に困る

進め方・やり方を

体系的に教えることができない、

慣習・規範などは

その場面にならないと

教えないので後回しにされやすくなります

実例としてOJTを担当している

現存社員が中途採用者の

OJT中に会社のネガティブな話や

情報を話していた、

というケースも発生しています。

中途採用者にも座学研修(OFF-JT)を導入する

OJTだけでは不十分であり、

デメリットが存在することも

説明してきました。

それでは座学研修(OFF-JT)には

どの様なメリットがあるのでしょうか?

企業理念や会社ルールの理解

中途採用者は同業他社での

仕事の経験があるとはいえ、

その会社の企業理念、方向性、

配属部署の現状などを

理解しているわけではありません。

今後、同じ職場の仲間として

働いていく以上、

同じ志を持ち、その企業理念の下、

仲間として働いていくことが

大切
になります。

また、会社のルールは

何年同業種・同職種で

働いていたとしても

会社が変われば

一から覚える必要があります。

細かいことを言えば

出勤や退勤のルール、

休日・欠勤・遅刻・早退・有休休暇の

ルールなど中途採用者が

安心して業務に取り組めるように

初めに教えておくべきです。

配属部署の理解

何度も同じことを言いますが

中途採用者は業務の

経験者ではありますが、

新しい会社のことは

理解していません。

従って、具体的な

業務内容の伝達はもちろんですが、

その方の期待すべき

役割やミッション、

配属部署の現状や

目指すべき方向性といったことを

理解して頂くことで

中途採用者の成長スピードを加速させ、

活躍のフィールドを

大きく広げてあげることが可能
になります。

ビジネスマナー・社会人基礎力

中途採用者が前職や前々職などで

どの様な教育を受けたかは

採用活動の中では不明なケースが多いです。

また、中途採用者に直接確認をしたとしても

曖昧であるケースがほとんどです。

そこで、中途採用者であったとしても

最低限のビジネスマナーと

社会人基礎力を中心とした

座学研修を実施することをお勧めします

例えば、私は新卒の初期教育を通して

自ら率先して動くことの大切さを知りました。

(「私の新入社員研修実体験(数十年前の話です)!」を参照)

しかし、中途採用者全員が

同様の経験をしているわけではありません。

従って、最低限必要となる

ビジネスマナーと社会人基礎力の研修は

再教育の意味も含めて実施
すべきです。

まとめ

新卒入社時に時間を描けて

研修を実施している会社は

多いと思います。

実際に、中途採用となるとOJTが中心で、

場合によっては座学研修(OFF-JT)を

実施していない会社も存在
しています。

しかし、OJTだけでは不十分であり、

OFF-JTの中にこそ中途採用者が

本当に戸惑ってしまう内容を

盛り込むことが可
になります。

今まで、中途採用者に対しては

OJTしかしてこなかった

という企業がありましたら、

是非中途採用者にも

座学研修(OFF-JT)を導入することを

検討してみて下さい。

そして、自社内で実施することが難しければ

当事務所にご相談ください。

ゼロ離職研修

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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