同一労働同一賃金の概要

同一労働同一賃金とは何でしょう?

それは、同一企業におけるいわゆる

正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者)と

非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)との間の

不合理な待遇差の解消を目指すものです

同一労働労働同一賃金のポイント

同一労働同一賃金でポイントとなる待遇は大きく4項目あります。

では、各ポイントについて解説します。

基本給

その趣旨・性格が様々である現実を認めた上でそれぞれの趣旨・性格に照らして比較します。

そして、実態に違いがなければ同一の、違いがあれば違いに応じた支給を行う。

賞与

会社の業績等への労働者の貢献に応じて支給する場合、

同一の貢献には同一の、

一方、違いがあれば違いに応じた支給を行う。

各種手当

役職手当であれば同一内容の役職には同一の支給、一方、

違いがあれば違いに応じた支給を行う。

また、その他の手当についても支給する趣旨や要件を満たすのであれば同一の支給を行う。

福利厚生・教育訓練

福利厚生施設の利用(食堂、休憩室、更衣室など)、

慶弔休暇、健康診断に伴う勤務免除・有給補償については同一の利用・付与を行う。

また、教育訓練であって、現在の職務に必要な技能・知識を習得するために実施するものについては、

同一の職務内容であれば同一の、違いがあれば違いに応じた実施を行う。

基本給における同一労働同一賃金例

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

関連キーワード

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ