リクナビNEXTの攻勢

リクナビNEXTの広告

リクナビNEXTのTVCMや

動画サイトの広告などを

最近よく見かけませんか?

具体的には芸人の

カズレーザーさんを

起用した広告です。

そして、リクナビNEXTは

「数」が多いサイトであることを

カズレーザーさんの

「カズ」と数量の「数」を

掛けているのです。

また、広告内では数が多い理由は

明確にされていません。

しかし、ここに明確な

仕掛けがあるので

リクルートさんの

戦略には脱帽です。

リクナビNEXTの数が多い理由

前述の通り広告内では

数が多い理由は

明確されていません。

しかし、これにはIndeedPLUSが

大きく関わっていると思われます。

以前のブログで

IndeedPLUSサービス開始」という

内容をアップさせて頂きました。

そして、Indeedに掲載すると

他の求人サイトに自動的に

転載されることを説明しました。

そうです、この転載先のひとつが

リクナビNEXTなのです。

つまり、Indeedに掲載し、

有料広告化をすると

自動的にリクナビNEXTに

転載される可能性があるのです。

そして「可能性がある」という

曖昧な表現を使用しているのは

この転載システムの詳細が

発表されていないからです。

どちらにしても、Indeedの情報が

リクナビNEXTにも転載されるので

必然的に数が多くなるのです。

???ちょっと疑問

そもそもIndeedは

求人ポータルサイトです。

したがってネット上の

求人広告をシステムを通じて

収集し転載しています。

だからリクナビNEXTに

掲載した求人案件も

Indeedには転載されることになるのです。

つまりどちらのサイトに

有料広告を掲出しても

どちらのサイトにも

掲載されることになります。

さすが!と思うこと

前述の通り別記事で

IndeedPLUSについて記載をしました。

そこでIndeedPLUSは

求人業界を再編する

サービスの開始になるかもしれないことを

説明させて頂きました。

そこに間髪入れずに

次の手を打ってきたのが

リクナビNEXTの

大々的な広告出稿だと思います。

なぜならIndeedからの転載案件の

応募者データはIndeedの

管理画面に反映されます。

しかし、どの応募が転載先からの

応募なのかはわからないように

できています。

つまり、リクナビNEXTの

集客力の向上は同時に

Indeedにも波及するのです。

この辺りのマーケティングと

広告展開が絶妙だと思います。

まとめ

以前にもお伝えしましたが、

IndeedPLUSのサービス開始は

やはり業界再編のきっかけ

なるかもしれません。

現在もリクナビNEXTだけではなく

タウンワークにも転載をしています。

そして2024年3月以降に

フロムエーナビ、とらばーゆ、

はたらいく、リクナビ派遣と

連携していく予定になっています。

このタイミングでも

大きな広告展開が予想されます。

それは間接的にIndeedの

集客力も向上させることになります。

Indeedの取扱い業者の方から

聞いた内容によると、

アメリカでは既に

求人するならIndeedに

出稿すれば問題ないという状況だそうです。

つまりアメリカでは既に

この転載システムが確立されており

日本より先行しています。

したがってIndeedへの出稿が

他の媒体への転載にもなり

応募効果を高めてくれるのです。

なんだか、ポータルサイトと

逆のシステムになっていますが、

これで効果を上げているそうです。

日本もいずれそうなるかもしれません。

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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