転職を題材としたドラマ(第四話)

転職を題材としたドラマで

転職の魔王様というドラマの

第四話が放送されました。

したがって、これを題材にするのも

四回目ということになります。

そろそろ、いい加減にしろ!

という声が聞こえてきそうですが、

転職というキーワードと

キャリアアドバイザーを

題材としているドラマなので

ひつこく書いていきます。

第四話の感想

まず、今回は一言でいうと恋愛ドラマだったので、

前話までの様にツッコみたかくなる

要素は比較的少なかったです。

しかし、魔王様こと来栖(成田凌)の

セリフにはいくつか思い当たる点がありました。

来栖(成田凌)のセリフ

キャリアコンサルタント養成講座

第四話の中で、

(正確には以前もあったセリフです)

来栖(成田凌)の

あなたの正解はあなたにしかわからない。

というセリフがありました。

まったくその通りだと思います。

なぜなら、私自身もそう感じているからです。

キャリアコンサルタントが

国家資格化される何年も前の話ですが、

私もキャリアコンサルタント養成講座を

受講しておりました。

当時、講師の先生が

常に仰っていたのは、

答えはクライアントの中にある

という言葉です。

現在も就職支援や

キャリアコンサルティングを

行っておりますが、

答えはクライアントの中にある

という言葉は真実だと思います。

例えば自己PRの作成支援を実施するとき、

クライアントからヒアリングを行います。

例えば、仕事のコツは?

また、後輩に教えるなら何て言う?

そして、何を意識して働いていた?

さらに、その仕事の難しいところは?

などなど、様々な質問も行います。

すると、クライアントは真摯に

この質問に答えて頂くことが多いです。

この対話を通してでた返答を

少しまとめて返してあげると、

その言葉が自己PRになることが多いです。

すると多くのクライアントが

そうそう、そうなんです!

なんで、わかるんですか?

なるほど、自分では気づきませんでした!

と言って頂きます。

・・・でも、私はその仕事したことありません。

そうです、答えはクライアントの中にあるのです。

伴走

来栖(成田凌)のセリフに

「この仕事は今の社会に

必要なものだと思っています。」

という内容がありました。

また、千晴(小芝風花)

「仕事を紹介するだけじゃなくて、

人の人生を変えられる仕事だってこと

がよくわかりました。」

来栖(成田凌)

「それは違います。

俺たちがその人の人生を

変えたわけではありません。

その人が自分で変えたんです。

俺たちはその横でサポートしただけ。」

という内容のやりとりもありました。

社労士のブログなので、

本来は私が行っている

他の仕事の内容を記載するのは

違うと思いますが、

ここはあえて記載させて頂きます。

現在、私は社労士と派遣会社の

二足の草鞋で仕事をしています。

人材派遣というと、

正直よいイメージを持っていない方が

いらっしゃるのも事実です。

しかし、日頃から

部下にも言っているのですが、

我々が行っている

人材派遣でしかできないこと

があるのも事実です。

それが「伴走」です

派遣という働き方

以下、私見です。

語弊を恐れずに言うならば、

派遣で働く方は順風満帆な

社会人生では無いと思っております。

例えば、順風満帆な方なら

正社員として、自分の納得できる仕事を

自ら作り出しバリバリと

仕事をしていると思います。

しかし、世の中の人、

全てがそのような

社会人生を送れる訳ではないのが事実です。

途中で転んだり、ケガをしたり、

立ち上がることが困難だったりしながら

人は前に進んでいきます。

しかし、中には人の手を借りなければ

立ち上がれず、前に進めない人もいらっしゃいます

派遣という働き方は

第一に、指揮命令者である派遣先と

第二に、雇用主となる派遣元と

第三に、実際に働く派遣労働者で

成り立っています。(順番は関係ありません)

普段の仕事は派遣先で

指揮命令を受けながら就業します。

しかし、もう一方で

雇用主である派遣元の

従業員とも関わりながら

(当社の場合は月一回以上の面談)

社会人生活を送っていきます。

本来なら

本来ならば、

給与を上げて欲しい

性格的に合わない上司がいる

就業環境が悪い

といったことは自分で伝える

または、自分で解決するのが

大前提となります。

しかし、全員がこの様なことを

直接人に伝えること、

環境を改善することはできません

そこで、派遣会社の従業員が面談等を通して、

または「伴走者」として


派遣先と交渉しながら

就業環境を整え、

長期勤務可能な土壌を

造成していくのです。

これは、派遣という働き方で

実現できるひとつの方法なのです。

つまり、主役は派遣労働者で

「伴奏」というサポート役が

派遣会社ということです。

これこそが、派遣会社の存在意義だと思い

日々の業務を行っております。

まとめ

今回は、ドラマの本筋からも脱線し、

さらに社労士ブログとしても脱線するという

結果になってしまいました。(反省!)

大きなお世話かもしれませんが、

皆さんも自分の仕事の存在意義について

考えてみては如何でしょう?

(う~ん!強引にまとめた気がします)

転職を題材としたドラマ(第三話)

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ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

ゼロコスト採用コンサルタント 渡瀬 暢也

1972年・大阪府生まれ、日本大学経済学部卒業。
「ハローワーク活用7つの鉄則」で中小建設業の採用対策と社員が辞めない労務管理をサポートする社労士。求人営業を約10年、人材派遣を10年以上経験。2009年に職業訓練(建築CAD科)事業を立ち上げ運営も担当、ハローワーク活用の就職支援で約1,000名のCAD技術者を輩出。卒業生の短期離職で、就職支援の限界を痛感。労務管理改善を目指し社労士資格取得。中小建設業の採用難対策から労務管理を行う。建設業の採用をサポートし『20代の採用は10年以上振り』と感謝の声を頂く。若者離れの業界に採用戦略で風穴を開け、従業員の未来ある環境を真剣にサポートしている。

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